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2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

攻めと守りと

どうせ働くなら、今ある利益を確保しようとする仕事ではなく、新しい価値を作り上げていく仕事がしたい。環境政策や、Renewable Energyの推進を仕事にしたいと思うのは、それがひとつの理由だ。

どこまでいっても不確実性が残るものに対し、どちらの側に立つか、どちらに賭けるか。扱うのは未来のことだ。必ず不確実性はあり、現状維持の方がReliableに決まっている。そんなことは言うまでもないことだ。そして、リスク加味して費用対効果を冷静にとらえたうえで、意思決定を下さなければいけないことも、また言うまでもない。

それらの不確実性と現状維持の誘惑があったとしても、よりよい未来を達成しうるオプションがあるのなら、それを選び、行動すること。守るのではなく、攻めること。守る側も、変化の気運を機会ととらえ、攻めに転じること。

カリフォルニアは、企業も、政府も、そしてキャリアを持つ個人も、体を張ってそれを実行している。カリフォルニアは本当に面白いところだ。

攻める側、守る側、働く場合にはそれぞれ違った種類のしんどさとやりがいがあると思うけど、自分は攻める側で仕事をしたいなと、インターンをしながら再確認した。
by knj79 | 2009-08-07 12:51 | キャリア