2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

Leadership/ グループの立ち上げに重要なこと

リーダーシップの授業では、授業やリーディングでそのフレームワークを学ぶとともに、そのフレームワークを使って身の回りのことや過去の経験を振り返って日記(Journal)をつけることになっている。

なーるほどねえ、と毎回の授業やリーディングでは深く感心しているのだが、自分の経験を振り返ると、正直耳が痛い話ばかり。あのときもっとこうしておけば、とか、あれはここに書いてあるやってはいけないありがちな失敗そのものじゃないか、とか。少人数で話し合うディスカッションセッションでは、みんなで「考えると落ち込むよね」と笑いあっている。

非常にあいまいなクラスで、テストがあるわけでも補修があるわけでもないので、きちんと身につくようにいちいちその日記にフレームワークをまとめたりしているので、コピペしてみる。

リーダーシップにはいくつかの段階があるが、まず最初は同じ考え・問題意識を持つ人たち(hidden community)を探し出し、グループを立ち上げることから始まる(出来上がった組織の場合にはその限りではない)。

この段階で最も重要なことは何だろうか?

それは、グループの立ち上げに参加する一人ひとりが、このグループの中で安全だと感じられることだという。そして、リーダーの第一の仕事は、このSafe environmentを作り上げることにある。

グループの立ち上げに際しては、誰もがみな多かれ少なかれ、本当にこのグループに入っていいのか、疑心暗鬼である。たとえば、何かを提案すれば仕事を押し付けられたり、意見を言えば攻撃されるような場になってしまっているのであれば、そのグループはすぐさま崩壊する。最初の段階は、みな、自分がどこまでコミットしていいのか、する価値があるのか分からない非常にもろいグループだから。

強制力のあるグループ(たとえばJob Assignmentで明確化されたチーム)であればここは重要ではないのだが、何か新しいことをするにあたっては、常にこのフェイズを乗り越えなければいけない。

万能の答えはないが、この段階では、メンバーが安全だと感じられているかどうかに細心の注意を払い、グループに参加することがメンバー一人ひとりの利益になることを確信してもらえるところまで持っていくことがリーダーシップの第一の関門である。
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by knj79 | 2009-09-17 17:43 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(0)