2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

実務家の務め

経済学のゼミでは、行動経済学や新制度派経済学などの分野で政策を提案・分析している論文が毎週5つ宿題として課され、それについて2時間議論する。そして、一学期かけて自分の興味のある政策課題を解決する経済学的分析をすることがこの授業のゴール。

今日のフリードマン先生での言葉。

「これらの論文で提案されているような経済学に基づく政策やコンセプトは、実際にはほとんど実現することも、政策立案に利用されることもない。経済学者が大学でいくら論文を書いても、メディアで提案しても、それが政策になることはなかなかないのが現実だ。

こういった経済学に基づく政策が社会にでて実現するのは、君たちのような実務家が、GSPPやその他の大学院で経済学の教育を受けたのちに政府に入り、何としても解決したいと思える課題に出会い、経済学をツールとして政策を立案するときだけだ。

それには一人では難しい。同じような教育を受けた仲間を見つけ、政策を練り上げることも大切だ。

ここにいる君たちが、これから情熱を傾けられる政策課題を見つけ、経済学を活用して問題解決をしてくれることが、私の願いだ。」




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by knj79 | 2009-09-22 17:00 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(0)