2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

二つの分野がわかればだいたいなんでもわかる

聞いたときには経験不足のために、にわかには得心し難いのだが、本質をついているために心に刺さって離れない言葉というのがある。大学の恩師の言葉にはそういう言葉が多い。

その一つが、「二つの分野がわかれば、世の中のことはだいたい分かる。」というものだ。

一つじゃだめだ、一つだけだとその分野のことしか分からない。二つなきゃいけない。二つわかれば、あとは他の分野は大体おんなじだとわかる。理解のベースができる。

浅い理解じゃ意味がない、わかるっていうのは、深いところのメカニズムがしっかりと分かることだ。上っ面だけをわかったような気持ちになっても、新しいものは何も作れない。

こういう言葉は、自分が何かを選択するときの基準になるものだなと思う。この2年間、興味のままに広く浅く学ぶのではなく、経済学やエネルギー市場について深く学ぶことを選んだのは、この言葉に影響されたからだ。実際、ひとつのことを深く学ぶことで、同じような現象が違う分野でも形を変えて起こっていることがすごくよく分かる。

まだ「本当にわかった」というには、遠いところにはいるのだが、自分にとっての「二つ」というのは、工学と経済学、その応用の場は環境政策ということになるのだと思う。
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by knj79 | 2010-04-12 04:02 | キャリア