2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

留学報告1 GSPPのカリキュラムの概要

1.GSPPについて
 私は2008年8月にカリフォルニア大学バークレー校の公共政策大学院(以下「GSPP」。学外ではGoldmanと略称)に入学し、2010年5月に公共政策学修士(MPP)を取得した。
1969年の開校以来、公共政策のトップスクールとして定評がある同校であるが、1990年代からゴールドマン財団の多額の寄付を受け、プログラムの拡充及び国際化を続けている。特に、オバマ政権の国務次官補就任のためGSPPを離れたNacht前学長の後任として2009年に就任したBrady学長は、国際化の更なる推進や他学部との連携等、精力的にプログラムの改善に取り組んでいる。
私が学んだMPPプログラムは一学年80人程度が入学する。発足当初、アメリカ国内の政策に重点を置き、アメリカ人学生を多く受け入れてきた同校であるが、90年以降徐々に留学生の割合を高め、我々の学年は30%弱が留学生であった。アメリカ人はシンクタンクやNGO出身の学生が多く、留学生は中央政府・中央銀行の官僚や弁護士、民間企業の出身者が多い。近年の不況に伴い一時的にアメリカ人学生の比率を高めているとは思うが、長期的にはGSPPの国際化を進めるトレンドは続くものと思われる。

2.カリキュラムの概要
GSPPのカリキュラムは、他のポリシースクールと比較して大きく三つの特色がある。1) 計量分析関係の必修が多く、厳しい(Rigorousな)カリキュラム、2) 免除が認められない10週間の夏季インターンシップ、3) 最終学期の大半をしめる修士論文。この三つの違いは、GSPPのカリキュラムと学生生活を他のポリシースクールとかなり違ったものにしているように思える。なお1)の必修科目については、同等の科目を以前に受講している学生は、かなり容易に受講免除が可能であり(免除試験等はなく、教授から同意を得るだけで良い)、一年目から自由に選択科目を取ることができる。
アメリカの最も競争力の高い産業は高等教育であるとよくいわれるが、2年間の教育を受けてみた感想に合致する。カリキュラム全体、それぞれの授業、世界中から集まる優秀な友人など、大学で得られる経験への満足度は極めて高い。


留学報告2 必修科目


留学報告3 選択科目


留学報告4 プロジェクト(IPA)、サマーインターン、修士論文(APA)
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by knj79 | 2010-08-07 16:48 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(0)