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2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

政策立案研修に関するご感想

研修や講演にご参加いただいた方々のご感想を紹介させていただきます。
自治体などで開催にご興味のある方は、非公開のコメントでご相談いただければと思います。


  • 新たな政策を企画立案するときのフローには基本形があり、その基本形をベースに検討を進めていけば、様々なステークホルダーに理解されやすい政策づくりができるということを学びました。

  • 政策を具体的に立案企画する際に、望まれる結果、関係権利者から想定される反応を考えながら政策を組み立て、どのようにすれば政策の決定権者の理解を得ることができるのかを、各ステップを踏まえながら、シミュレーションを通じて実感することができました。講師や他のグループの意見には、自分では思いもつかない発想が多くあり、とてもいい勉強になりました。

  • 政策を立案する際の「型」として8ステップを循環させるということを学びました。8ステップの中でも、関係先がどのように反応するかをシミュレートすることや、政策自体の費用対効果のほかに、政策実現性についても考慮することが必須であると学べたことが特に有益でした。

  • 実際の実務の進め方(情報収集、時間配分、関係機関へのアプローチ)の全般的な知識を習得できた。グループワークで具体的な政策立案手法を学ぶなかで、関係機関の反応を想定して、相手が納得する理論展開がどういうものかを学ぶことができた。

  • 日常業務で判断を行う際に、政策立案の8ステップを踏まえることで、判断にあたって考慮する点が抜け落ちることが少なくなったと思います。また、今後予算要求の時期を迎えますが、その際にも活用していきたいです。

  • 課内業務の懸案事項等の打ち合わせの際、課題整理や今後の進め方を議論するうえで、成果表を意識しながら議論をするようになり、決定や保留などの判断が容易になった。

  • 業務改善や新規事業の着手にあたって、本研修で得た知識をもとに、政策立案の8ステップに沿って行うことでシステマティックに進めることができた。また、説明や資料等に不足がある場合は、問題やデータ収集のステップに戻り、精度を高めることができた。

  • 日々の業務においても、成果表を頭において意思決定をすることを心がけるようになりました。

  • 政策立案にあたって問題の定義を明確に行うことを意識するようになった。また情報の収集に当たっては証拠を集めるというやり方になり、効率的に行えるようになった。

  • どのように政策の説明、資料作りをすれば理解を得やすいかを今まで以上に考えながら仕事を進めるようになった。

  • 政策案を考える際に、どちらかというと案=最終案と考えていたが、研修を受けて、他の意見から調整が入ることも見越して、落としどころを考えながら案を作ることができるようになってきている。

  • 現在の業務の中で新たな施策を検討する際、市民や議会などがこの施策をどのように評価するかなどを強く意識するようになりました。

  • ステップ1の問題定義について、本研修の課題発表で一番悩んだところである。適切な問題定義、定義の中に解決策を含めずに、何が本当に問題なのかを見つけることは、政策立案の出発点であり、要であることから、もっと事例研究やトレーニングを行う必要があると思った。

  • 問題解決に向けた対策は数多くあり、政策立案に当たり、ステークホルダーを説得するために意識すべき必要な評価基準を学ぶことができました。

  • 今まで「こうしてきた」と変えることを回避する傾向にある職場組織の考え方から、上司を説得する方法論を得たことで、業務改善に対する自信も持てました。

  • 研修後、事業の実施案の取捨選択に当たり、アウトカムマトリックスを作成して職場で議論を行うなどして研修の成果を活用しました。

  • 所属が変わり、かつ昇進した職場で、業務が慣れない中でも業務変更について管理職として判断をしなければならない状況にありましたが、政策立案の8ステップの考え方が大変参考になりました。

by knj79 | 2015-04-02 12:54 | 政策立案の技法