世界は今後どうなるか? ①
2007年 10月 19日
われわれの生活の必需品だ。
もちろん、日本が全く手に入れられなくなることはないだろうが、
少なくとも次のことは間違いなく言えるだろう。
① 食糧、水、化石燃料等の世界的な需要の(大幅な)増加
② それに伴う価格の(大幅な)上昇
中国やインド等の経済成長、ライフスタイルの先進国化、
人口の増加がそれらの要因となる。
たとえば、昨日、NYの石油先物市場では1バレル90ドルを突破した。
ここ20年くらい、1バレル20円前後で推移してきたものが
4倍以上になっている。
今後は物価に転嫁されていくだろう。
投機による価格上昇で実態を踏まえていないという声は
2005年に史上はじめて60ドルを超えたころからあったが、
上昇トレンドはそれ以降も続いている。
今の世界の仕組みは、安価なエネルギー、資源、食糧が得られることを
前提としてできている。その前提が大きく揺らぐとき、世界は新たな
仕組みを作り上げることを迫られる。