2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

アメリカで環境学を学ぶこと ②

さて、環境学を学ぶといっても、環境学という
確立された学問があるわけではありません。

安井先生のサイトに詳しいです。

また、環境学が持つ意味も、大きくわけて
二つあります。

続く
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Commented by ayanomu55 at 2008-05-15 22:55
確かに、高校生が考えている「環境学」と大学が提供している「環境学」には乖離があるけど、うーん、安井先生の説明は心に響かないなー。ざーっと読んだだけだからなんとも言えないけど、未来といえども歴史から学ぶものは限りなくあるだろうし。
「文系の学問体系は、「過去から遡って現在までを解析」することによって、「過去の偉人の業績の上に、自らの業績を積み上げる」ことを目的とするからだ」
とあるけど、そうと言い切れるのだろうか。過去から現在までを遡って解析することで、過去の偉人がすっぽり見落としている点を拾い上げることもできる。むしろそういう姿勢を「環境学の技法」では強調したかったのではないだろうか。「過去の学問体系では説明不能な問題を発掘」することによって、「過去の業績を否定し」、「新しいところに業績を積む」ことを目的とする」のが理系だっていうけれども、この姿勢を文系でも行おうとしているのが、「環境学の技法」で伝えたかったことではないのだろうか。「文系」って何だか良く分らなくなってきたけれども。
Commented by ayanomu55 at 2008-05-15 22:55
環境学で扱うのは、未来というかは、それだけじゃなく、今の中にある、見落とされ続けている問題も含むように思う。あー。もしかして、ここで言われているのは、「技術的な解決策」にとっかした事なのかもしれない。問題を抱える被害者、それを解決する専門家という、今までの構図の中で議論されているのかもしれない。けど、解決策を与える人、与えられるのを待つ人という構造の中では解決仕切れない問題がいっぱいある。ベックは『リスク社会』でそんなことを1980年代から説いている。

それに、フィールドの問題を本気で扱おうと思ったら、一つの学問領域ではやっていけなくなる。
色んな捉え方ができるとき、いろんな人の議論の共通の土台になれる一つに「現場」と「共感」があるように個人的に思う。
それだけ現場は複雑で多面的だと思うから。
Commented by ayanomu55 at 2008-05-15 22:55
「過去がどうの、という部分はできるだけ切り捨てて、未来を読めるようになるために必要な研究と教育を行なうことがあり得る。」ともあるけどこれもしっくりこない。だって、持続不可能になりうる芽は今もう既にあちこちに転がっていると思うし、私達が昔の人よりも賢いってこともないだろうから。
「環境学の技法」を批判しているようで、何を批判しているのか、すっきり伝わってこない。広くまとめると同じような課題に向かっているように思う。だったらもっと、お互い学べることは学び合っていこうという姿勢が大事になるように思う。環境学を体系化することの勢いやエネルギーは素晴らしい。けどなんだかWelcome!Please join us!っていうオープンさは感じないな。何が環境学ではないかではなく、どういう点でそれが環境学になりうるかって探していく視点の方が楽しいだろうし仲間も増えていくように思う。面白い点もあったけど、まだまだつっこみたいことはいっぱいだ。
Commented by knj79 at 2008-05-18 11:27
>ayanomu55さん

コメントどうもありがとうございます。
安井先生は環境学のありかたについて
おそらく日本で最も深く考えていらっしゃる方の
一人であり、その過程も公開してあるので、
まず情報として提示してみました。

ご指摘のとおり、すこし筆足らずなところも
あるでしょうね。おそらくこれは対談をメモにして
起こしただけでしょうから。
特に、文系、理系を大くくりにしてしまっているところは、
不正確だとは思います。

安井先生の問題意識は、環境学とは、人間に対するリスクの
最小化を図る問題解決型の学問であるべきであり、
過去のアプローチを分析するタイプの研究ではその役には
あまりたたないのではないか、ということです。

「環境学」を論じる、というのはとても難しい問題だから
みんな避けてとおりたがるのです。
ご紹介したページは、そのひとつの稀有な例として
参考までに読んでみてください。
by knj79 | 2008-05-15 00:29 | 留学準備 | Trackback | Comments(4)