2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

UCバークレー公共政策大学院のカリキュラム③

アメリカの大学院は、大きく分けてAcademic Schoolと、
Professional Schoolの2つに分類されます。
前者は研究者を養成する大学院であり、通常博士課程(Ph.D)に
行くことを前提としているコースです。
後者は実務者を養成する大学院であり、通常修士課程(Master)
を修了すること自体がゴールとなっているコースです。

日本で大学院といえば、研究者を養成するための大学院の
ことをいいますが、平成15年からは、「専門職大学院」
という名称で、Professional Schoolの設置を認めたようです。
法科大学院(ロースクール)、経営大学院(ビジネススクール)などに
加え、最近では東大や東北大をはじめ、多くの公共政策大学院が
設立されてきています。

さて、この2つを分けているものは何かというと、基本的には、
学術的な修士論文を書かせるかどうかです。
僕の行く公共政策大学院(GSPP)は、Professional School
ですので、修士論文を書く必要はありません。
その代り、アメリカの多くのポリシースクールと同様、
実際のクライアントを自ら見つけ出し、1,2年時に学んだ
政策分析の手法を使い、具体の課題に対するコンサルティング
をしてペーパーを書くことがファイナルプロジェクトとして
課せられています。

バークレーでは、2年目のAPA(Advanced Policy Analysis)
という授業でこれを行います。
他のポリシースクールでは、グループプロジェクトを行うところも
多いようですが、GSPPでは、クライアント探しからペーパーを
書くところまですべて個人で行います。
週に1回、グループミーティングがあり、そこで教授や似たようなテーマを
扱うグループメンバー(学生)と議論はできるようです。

GSPPの先輩方によれば、インターン先とAPAのクライアント探しが、
とーっても大変なんだそうです。
英語のハンディに加え、異国の就職活動ですので勝手も違うでしょう。
でも、みなさん口をそろえて「いい経験だった」とおっしゃっています。

来年のことなのでまだ先のようですが、できればインターン先を
クライアントとしてこのプロジェクトをやりたいと思っているので、
ぼちぼちインターン先をいくつか考えつつ、どういうテーマを
選ぶかを考えたいと思っています。

気が早いかな?
[PR]
トラックバックURL : http://mppryugaku.exblog.jp/tb/7970229
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by あやくま at 2008-05-26 15:13 x
早いに越したことないと思いますよ!素敵です。APAって、かなり実践的でおもしろそうですね。わくわく。私もやってみたいな。是非インターンでチェンライにも来てくださいな:p とってもいいですよ。けど、APAのクライアントさんが必ずしもタイでプロジェクト持っているとは限りませんもんね。ブータンでもいいですよ!ラオスでも。ラテンアメリカもアフリカも、私はOKです:-D
by knj79 | 2008-05-25 14:01 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(1)