2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

バークレー・サンフランシスコの公共交通機関

アメリカは車社会であるということはよく言われることであり、
実際車がないと生活していけないように都市が作り上げられて
います。
ガソリン価格の高騰がアメリカ社会に与える影響は、日本よりも
おそらくずっと大きいでしょう。

そんななか、僕の住んでいるバークレーと、湾をはさんで対岸にある
サンフランシスコは、車なしで生活できるほど公共交通機関が
発達した地域なのです。
これには、クラスメートのKさんともども、「結構アメリカもやるねえ」と
驚いているところです。

両都市とも、公共交通の中心をなすのは、バス。
バークレーでは、ACトランジットというバス網が非常に発達しています。
① 10分から15分に一度、ほぼ時間通りに到着すること
② 市内をくまなくカバーし、乗り換えればだいたいどこへもたどりつけること
の二点から、日本の大都市とそん色ない交通機関となりえているように
思います。(まだ使い始めたばかりなので、感想は変わる可能性があります)

日本でも、地方都市では一人一台車を運転するのがあたりまえの時代です。
結果、バスや電車は収益悪化から、路線廃止が相次ぐ、といった傾向にあります。
その一方で、二酸化炭素削減を目指し、路面電車(LRT)の敷設が各地で
検討されています。

ただ、市民の足として機能するためには、上記①②を徹底的に達成しないと
ならず、中途半端なものでは車の利便性に負けてしまうよなあと実感しました。
やるなら徹底的にやらないと、効果はゼロかもしれません。
特に②の条件を満たすためには、線路の敷設等の初期投資が不要な
バスというのは有効な選択肢となるのではないかと感じました。
素人考えではありますが。

などとつらつら考えながら、バスに揺られて寮に帰ってきたのでした。
明日は引っ越しの日です。
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by knj79 | 2008-08-17 13:59 | UCバークレー