2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

投票行動を決めるのは政策ではない

先ほど、うちの寮で大統領選に関係して面白そうな講演があったのでいってきました。

The Political Mind: Why You Can't Understand 21st Century American Politics with an 18th Century Brain

聞き取れなかったところもたくさんあったけど、面白かった。

政策があやふやなのに、あるいは多くの人々に不利益を与える
であろう政策を掲げているのに、なぜか選挙に勝つ候補者がいる。
これが政治学でも問題だったんだそうです。

タイトルのとおり、投票行動を決めるのは、政策ではなく、
候補者本人が持つ

① 価値観(Value)
② 信頼性(Trust)
③ 明快さ(Clear Communication)

だと。これまでに、明らかに自らの利益に反する政策を掲げる
候補者に対して、多くの有権者が投票をしてきた事例をあげて
説明したところが特に面白かったです。
曰く、ブッシュJr.やオバマは有権者のこの行動原理をうまく利用し、
前回ブッシュに敗れたケリーや、ヒラリーは政策で戦おうとしたところに
敗因があった。

選挙は奥が深い。

こういったことを、言語と認知の問題に落とし込んで、説明をしてくれました。
(たぶん。。。)

さて、このジョージレイコフ先生、先ほど調べたところ、認知言語学の世界的な
大家であり、大統領選挙に関するベストセラー連発の方でした。
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by knj79 | 2008-09-05 14:38 | アメリカ大統領選2008 | Trackback | Comments(0)