2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

この2年間で考えたいこと

6月末に渡米して早2ヶ月とちょっと。
留学期間の約1割が経過しました。
時がたつのは早い。

アメリカに来て、いろいろな大学院、いろいろな職業の
方々と出会い、お話をする機会を得る。
これも留学の醍醐味の一つだと思う。

自分のことをよりよく知るためには、自分と違う
考え方、境遇にある人たちと話をするのが一番だ。
わざわざ外国に来て、変な感じもするけれど、
自分のやりたいことだとか、今後について考える。

大学時代、進路に非常に迷い、友人たちと
あーでもない、こーでもないと話あった。
自分の可能性を知りたくて、引きこもりがちな僕としては
面倒さを振り払い、就職活動もやって、インターンもした。
総合商社や外資金融・コンサル、自動車メーカーなど
魅力的なお話をいただきながら、
結局環境政策を仕事とすることを選んだ。

なんでだろう。

僕が最後の最後まで行くかどうか迷った機関での
面接を思い出す。
「君はなぜ、大きな責任のあるポストにその他大勢の人よりも
 早い段階で就くのか、わかるか?」
「組織を率いてより効果的に仕事ができると考えられているからでしょうか」
「違う。そういう小さな話ではない。君が若い段階で重い責任を与えられる
 のは、君が誰よりもこの国の行く末を深く考え、どういう社会であるべきか、
 どう舵をとっていくべきか、そういったビジョンを描くことができるという
 その一点においてのみ、正当化される。それができないのであれば、
 いくら優秀であったとしても、責任を負う資格はない。」

ここで働くことは結局なかったわけだけれど、このメッセージは
いまだに心に残っていて、自問自答をしている。

そして、この2年間は、なによりもこのことを考え続けたいと思っている。

持続可能性・安全保障という文脈で、日本を今後30年間で
どういう社会にしていくべきか、どう舵とりをするべきかというビジョン。

自分の身の丈に合わない大きすぎる話ではあるのだけれど、
これにこたえられないのであれば、責任を負う資格はないんだと思う。
そして、自分の手に負えるスケールの話ではないから、
志のあるいろいろな人の話を聞き、一緒に作り上げていけたらと思う。

このことを考え続けたいというのが、今の職業を選んだ自分の答えだと
思います。
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by knj79 | 2008-09-13 17:16 | キャリア