2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

授業で日本がとりあげられて

毎度おなじみエネルギーと社会の授業で、第二次オイルショックの話になりました。時は1978年、イラン革命のあとイランが石油の輸出を停止し、石油価格が急騰しました(といっても、現在価格に直して60ドル程度で今より安い)。アメリカでは、Oil CrisisとかEnergy Crisisと呼びます。

ここでDan教授、しばし昔話。

「このころ、カーター大統領の支持率が急落してね。まずはこのOil Crisisで石油が高騰。さらにイラン革命でアメリカ人外交官50人以上が人質にとられて一年以上交渉が続いた。Iranian hostage crisisだね。Oil Crisisも、石油を人質にとられたわけだから、これだってHostage Crisisだ。危機に対して手も足も出ない大統領ってことで、批判が集中したよ」

さらに。

「しかもこのころ、日本に雇用を奪われて、自動車やコンピュータでも負けて、大変だったんだよ。Japan as NO1っていう本しってるかい?日本脅威論が叫ばれてたよ。しらない?」

しーん。(僕だけ手を挙げる)

「それでカーターはレーガンに負けちゃったんだ。
さて次行くよ。この写真のとおり、中国が今アフリカの石油掘削に一番力を入れている。それと同時に文化外交としてラジオ局を各地で開設もしている。アメリカが途上国に対して昔やってたことをみんなやってる。アメリカの世界戦略をたてていた人たちは、「ありゃわれわれがやってたことじゃないか」ってみんな驚いてる(笑)(以下略)」

あー、そりゃ22,3の学生は生まれてないから知らないだろうな。日本って昔は一人当たりGDPは世界一位だったんだよ、なんていっても信じないんじゃないかなあ?今じゃ一人当たり所得でもアメリカの8割だもんな。北欧や中東の国の6,7割だったりするからな。
僕らの世代が生まれてこのかた耳なれた世界第二の経済大国という言葉も、あと2年くらいでお別れです。環境を仕事にしている以上、別にGDPにこだわるわけではないですが、なんとなく日本のこの先についてちょっと考えこんでしまいました。また次のエントリででも、自分の考えをさらっと書いてみたいと思います。
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by knj79 | 2008-09-24 10:22 | キャリア | Trackback | Comments(0)