2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

メラミン問題 (Baby milk scandal)

バークレーの図書館の入口には、日本や中国、オーストラリア、イスラエルなど世界中の新聞の一面が展示されていて(20ヵ国くらい)、毎日トップニュースが何かをチェックするのが楽しく最近の日課です。

ここ1週間は、どこの国もFinancial crisis、Bailoutの記事ばかりだったのですが、ここ数日、日本を除くアジア太平洋の国々の一面は中国発のメラミン問題(Baby milk scandal)でおおわれています。

中国の一部の企業は、かなりの期間にわたり牛乳のたんぱく質濃度を偽装するためにメラミンという樹脂原料を入れ続けていたそうです。昔アメリカのペットフードの問題がありましたが、あの物質です。腎不全等を引き起こすとのこと。

シンガポールやマレーシアなど東南アジアの国々では、中国の乳製品の禁輸を開始したと報道は伝えています。

新聞の一面では、心配そうに病院で子供の診察を待つお母さんの写真が掲載されていました。加工食品になればいたるところに入ってきますし、僕だって摂取していたかもしれません。子供はどんな物質に対しても受ける影響が大人に比べてはるかに大きいわけですから、粉ミルクに入っていたという話が明らかになったとき、中国のお母さん方は悪夢を見ているような気持になったのではないでしょうか。

事実を隠ぺいすることなく、真相を解明してほしいと思います。それにしても、規模といい影響といいすさまじい事件です。
[PR]
by knj79 | 2008-09-25 14:41 | 環境政策