2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

両大統領候補のエネルギー政策

世論調査ではオバマ候補が大幅にリードしている大統領選ですが、サンフランシスコクロニクルに両候補のエネルギー政策がコンパクトにまとまっていたのでご紹介します。

Candidates' energy plans like peas in a pod

要はですね、原子力を除くとほとんど論点は同じだよ、ということです。
(手法は少しずつ違う)

気候変動 → 排出量取引で対応。
         温室効果ガスを2050年までに1990年の6割から8割削減

自動車 → 燃費のいい自動車を購入できるように、税還付(一人数十万円)
        (プラグインハイブリッド、バイオ燃料車)

再生可能エネルギー → 研究開発を支援。(政府資金&減税)

オフショアドリル → マケイン候補は重視。オバマ候補も必要性は指摘。

石油会社の利益 → rainfall profit(棚ぼた的な利益)に課税。投機的取引の規制。

など。原子力は、マケイン候補は2030年までに45基としていますが、オバマ候補は使用済み燃料の保管の研究を進めるということにとどめています。

ただ、本記事でも指摘しているように、また、学内のエネルギー関係のセミナーでも指摘されていますが、金融危機の結果、財政負担や企業、国民のコスト負担を必要とする上記のような政策の実施は厳しくなるおそれが非常に強いです。次期大統領にはなんとかふんばってほしい。
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by knj79 | 2008-10-22 11:50 | アメリカ大統領選2008