アメリカ議会の潮目は変わるか?
2008年 11月 21日
普通車の燃費規制の改定が長年行われてこなかったアメリカ、ついに潮目が変わるかもしれません。
こちらの議会もSeniority Ruleが基本。82歳のDingell議員(ミシガン州、民主党)がエネルギー商業委員長として自動車業界の守護神らしく活躍をしてきました。ミシガン州>デトロイト>ビッグ3。
その委員長の座に、カリフォルニア州選出の、より環境対策に熱心な"bulldog"Waxman議員が挑戦するというもの。現在の下院議長(Speaker)は同じくカリフォルニア州選出のペロシさんですから、Waman議員が委員長になると下院も環境重視になるのではないかと。
最近、バジェットプロジェクトのせいで、気分はデトロイトの利益を代表するミシガン州選出のDale Kildee下院議員ですから、なんとなくこういう記事を読んでも、うんうんうなづけてしまいます。こちらの議員のお仕事は、地元の利益をどれだけ国政に反映できるか、というもの。「加治隆介の議」とはま逆の世界です。
カリフォルニア州は精一杯サポートするでしょう。今後の動きを注目しましょう。