2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

Carbon Monitoring for Action (CARMA)

大学院生はこの時期本当に大変なんだなと実感しております。

さて、宿題をやりながら調べ物をして、パソコンの前に座って「お~!!!」と感動することしきり。インターネット×情報公開のインパクトって本当にすごいなと感じています。実はなんだって調べられてしまうのではないか?と感じてしまうほど、なんだってインターネット上で公開されているのです。

このサイト(CARMA)も、衝撃的でした。素晴らしい。
いろいろ使えそう&遊べそうです。世界中の発電所の容量やCO2排出量がわかっちゃいます。当然ソートもできます。データセットもダウンロードできます。加工し放題です。

そして、グーグルマップと連動しているから、発電所の航空写真も見れます。これ、かなり面白い。

ということでご紹介します。

Carbon Monitoring for Action (CARMA)

政策分野におけるITのインパクトって日本ではまだ過小評価されてると思うんだけど、それは情報公開に対する姿勢の違いかなあ。
[PR]
トラックバックURL : http://mppryugaku.exblog.jp/tb/9017891
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by blue-ink at 2008-12-05 10:14 x
私も、情報網の構築・データの蓄積にかける熱意が違うなーと感じることは多いです。これだけあっちでもこっちでも経済と統計を教えていたら、データ加工したくなる人の底辺が広がりますよね(笑)ニーズが増えたら、情報を公開する側もお金と人を費やして情報を整理する理由ができるのではないかと思います。…なんて、ただの憶測ですが。
Commented by baya at 2008-12-06 11:30 x
一方で不思議なのは、日本は、「高級官僚」と呼ばれる人たち(誰だっけ??)でも、ほとんどの人は数字の見方一つわかっていない国なのに、いちおう、それなりには回っているという事実。「いや、回ってない」という意見もあるでしょうが、まぁ客観的に見て、アメリカより国の運営がはるかに劣ってるってことは、おそらくないよねぇ・・・。
ただ、逆の視点でしゃべると、いわゆる「埋蔵金」の存在を暴露(?)し、『さらば財務省』を書いて、財務省に「さらば」した高橋洋一さんは、確か、東大理学部数学科の出身で、基本、文系しかいない財務省きゃりあの中では異色の存在だった人(職種的には法律職か経済職)。『さらば財務省』を読むと、数字から引き出される「客観的事実」というものが、彼のバックボーンにあったからこそ、「文脈的認識」に視野を曇らされることなく(言い方を変えれば、いい意味で「空気を読んでしまうことなく」)、事実を事実として指摘し続けることができたんだ、といったようなことが書かれてありました。こういう話を聞くと、数字って大事だなって思うよね。ほんとに大事なのは、数字を読み解く力以上に、読み解いたことをそのまま発言できる勇気の方かもしれけどね。
Commented by knj79 at 2008-12-06 15:37
>blue-inkさん
市民の統計リテラシーをあげて、需要を喚起っていう戦略ですか!こっちでは統計ってまず必修ですもんね。高等教育って社会を変えていく手段だと思うので、彼らのもくろみは成功しつつあるのかもしれません。
Commented by knj79 at 2008-12-06 15:43
>bayaさん
アメリカの政府のパフォーマンスが優れているとは思えませんが、エネルギー関係でも、ITによって重要な数字に事実上誰でもアクセスできるようになったので、効果が表れるのはこれからかなと思います。政策のすそ野が広いですもんね、この国。タブーもないし。今度また環境関連のすごいサイトをアップします。日本だと絶対ありえないサイトです。
Commented by とむ at 2008-12-06 22:03 x
データ公開の程度については、政策科学の実証研究の裾野が日本はまだまだ狭いので、政府統計等々のフィードバックがまとまったニーズが無いのと、統計情報が必要な学者は政府系の研究所のフェローとして政府統計の元データにアクセス出来てしまっているといった事情はあるのかもしれませんね。ITに関しても、元々90年代の頭には既にインターネットのプロトタイプみたいなものでやり取りしていたということもあり、オープンで、新しいもの好きの人(学者)の気質というのもあり、あちらに一日以上の長があるように思えます。

日本においてもようやく公共政策大学院が立ち上がり、統計分析等も基本的な政策リテラシーとして定着するようになると、少し風向きが変わってくるかもしれません。
Commented by knj79 at 2008-12-13 13:26
>とむさん
コメントありがとうございます。
日本での政策研究の状況をそれほど把握しているわけではないですが、日本の公共政策大学院で学ばれた大学院生の皆さんが一人でも多く政策の分野で活躍されることを祈るばかりです。
by knj79 | 2008-12-05 04:44 | 環境政策 | Trackback | Comments(6)