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2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

UCバークレーからエネルギー省長官誕生へ

今日で秋学期のすべての授業が終わり、残り3つの期末試験を残すのみになりました。風邪をひいたりなんだか大変でしたが、あと少しだけがんばります。

さて、来年1月から始まるオバマ政権のポストが異例の速さで決まりつつあります。

僕の学ぶUCバークレーからも、公共政策大学院からの2名(ライシュ前労働長官、カメン教授)など多くが政権移行チームに参加している様子。

すでに、経済学部のRomer教授がCouncil of Economic Advisors(CEA)議長に選出されています。また、ロースクールのEdley学長も政権移行チームの中心人物。

さらに、以下の記事のとおり、UCバークレーが運営するローレンスバークレー研究所(通商LBL。エネルギー省所管)のChu教授がエネルギー省長官になるという記事がでました。このChu先生、ノーベル物理学賞を受賞したばりばりの科学者。UCバークレーの物理学部の教授でもあります。

Obama Team Set on Environment

じつは先月、バークレー&スタンフォードの日本人エネルギー研究者でLBLを訪問させていただいたばかり。ノーベル賞科学者を多数輩出し、かつアメリカのエネルギー政策に大きな影響を与えるLBLについて、ファイナル終わったらちゃんと書きたいと思います。

8年ぶりの民主党政権ということもあって、リベラルのバークレーからは政権入りを噂される先生が多いですね。さすがバークレー、と誇らしくもある反面、こんなに中心の先生を取られちゃって大学として大丈夫なの?という不安も、学生としては強いのです。公共政策大学院の2人はバークレーに残ってくれるといいなあ・・・。
by knj79 | 2008-12-11 15:51 | 環境政策