2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

グループプロジェクト② 低金利地方債等を活用した企業活動の低炭素化政策の提案・評価

さて、MPP(公共政策学修士)の2年間のハイライトといわれるIPAのプロジェクトが決まりました。

GSPPの看板科目であるIPAのプロジェクトは、実在のクライアントへのコンサルティングプロジェクト。GSPPのウェブサイト上に、「教授+学生によるコンサルティングプロジェクトを募集」と通年掲載されていて、自治体や連邦政府、海外・国内のNGOから応募があります。その中で、すぐれた28プロジェクトが選ばれ、さらに学生の希望調査により21プロジェクトが決まりました。各グループ平均4人程度。GSPPの先生方がコーチとしてプロジェクトを指導します。

プロジェクトの決定には、ビディング(bidding)というシステムが使われ、学生は1000ポイントを希望の4つのプロジェクトに割り振り、最適化計算により一人一つのプロジェクトにアサインされます。他の学生の動向を見たり、学生同士で談合したり、いろいろ気を使った結果、一番希望していたプロジェクトにアサインされました。

プロジェクトの分野もクライアントも非常に様々。その中でも環境・エネルギー関係は6つと豊富にあったので、どれにしようかかなり迷いました。(やはり、カリフォルニア州も連邦政府もNGOも、気候変動分野でアメリカは急速に動き始めていることを実感。)

プロジェクトの詳細は、ちょっとどこまで書いていいか分からないので漠然と言います。クライアントは某州の某自治体(経済規模は実にでかい)。低金利の政府債等のファイナンス的な政策手段を使って、当地の企業の産業活動を低炭素化する方策を考えてほしいというもの(実際のコンサルティング依頼はもっと詳細です)。この州では非常に野心的な温室効果ガス削減目標を掲げていて、自治体はその削減を主導する実行主体。

なお、このプロジェクトの分析のクライテリアは特にこの政策提案による経済活動・雇用に与える影響の評価なので、非常に面白そうです。このプロジェクトにおける学びは、こまめに書いていきたいと思います。
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by knj79 | 2009-02-01 06:18 | 公共政策大学院(GSPP)