2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

48時間プロジェクト

各人のお題が発表されました。
明後日の13時提出。字数制限は2000語。

43. Instead of financing the recovery costs for natural disasters out
of the federal budget (FEMA and such), the government should simply
pay the premiums for catastrophe bonds, and then let the bondholders
pay following the events. That would be just another step down the
road of outsourcing.

ご参考:
http://www.nomura.co.jp/terms/english/c/cat_bond.html

CATボンド[キャットボンド]

Catastrophe bond
債券

CATボンドとは、一般に、同程度の格付の発行会社が発行する普通社債よりも高い利率が支払われる代わりに、自然災害(台風・洪水・地震など)が発生した場合には、投資家の償還元本が減少する仕組みの債券のこと。

発行会社は、普通社債を発行する場合よりも高い利率を支払うこととなるが、一定水準以上の自然災害が発生した場合には、あらかじめ契約で定めた条件(マグニチュード等の災害規模や対象地域の特定など)に応じた金額を受け取ることができる。

発行会社にとって、受け取った資金の使途に制限がないため、災害復旧のために幅広い対応が可能であること、資金の受け取りが被災後、比較的短期間で出来ることなどのメリットがあり、CATボンドは、従来の損害保険や金融技術を代替・補完する新たなリスク管理手法として注目されている。

さらにCATボンドは、景気や株価・金利変動との相関が小さく、高クーポンが得られるリスク分散商品として、ここ数年、欧米の機関投資家等からの需要が増加している。


馴染みのない分野ですが、うちのクラスにINSEADでMBAをとったあと保険業界で働いていたやつがいて、すごく丁寧に説明してくれました。このご時世、何でも証券化してリスクが分散できるんですねえ。

気候変動でトリガーがひかれるリスクがどんどん高くなるんじゃなかろうか。少なくとも、プレミアムの価格は市場で決められるらしいので、実際のリスクはともあれプレミアムはrepresentation biasでどんどん高くなっていく気がする。

さて、2日間がんばりますか。
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Commented by baya at 2009-02-11 07:56 x
ほへー。初めて知りました。成熟してくれば、CATボンドのpremiumって、環境政策をやる人間にとっても、結構便利な指標になってくれそうですね。ただ、サブプライムの教訓からすると、bondholdersが、当該災害のリスクから中立でないといけない(そうでないと共倒れする)と思います。そこをどう担保するか(場合によっては政策的に規制するか)がポイントかなぁと思います。ともあれ、プロジェクト頑張ってください。

Commented by knj79 at 2009-02-15 06:07
ほんと、環境政策にうまく使っていける可能性は高いです。かなり面白い分野です。おっしゃるとおり、サブプライムモーゲージも、おそらく排出量取引も、証券化の分野は全く同じ問題点を抱えているので、どういうマーケットにするか(規制するか)が超重要だと思います。
by knj79 | 2009-02-11 04:32 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(2)