2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

止めても止められないこと

抽象的ですが、考えのメモ。


世の中には、止めようとしてもなかなか止められないことがたくさんある。


それに適切に、有効に対処することが、すなわち政策の存在意義なのだと思う。


環境政策に限らず。


対応の仕方は3つある。

① とはいえ止める。本来向かうはずの方向とは逆のインセンティブを与えて、何としても止める。

② 真正面から止めるのを諦めて、その対象がある方向に向かう力をうまく利用して持っていきたい方向にずらす。結果として目的を達成する。

③ 止められないものが運よく芽の段階で見つかった時は、早く摘む。問答無用で摘む。

どういうときに使えるかというと、

①が可能なのは、それを看過することによって甚大な損失が生じることが明白な時。かつ、止めるにもこちらの多大なリソースが必要なので、その数が少ない時にのみ適用が可能。

②が一番汎用的で、こういうときにしか使えない、ということはない。

③が可能なのは、将来甚大な損失を生じるであろう事象が明白なとき。とはいえ、起こっていないことが「明白」なことはまずなく、反対も大きい。

そして、僕はアメリカに②を学びに来たのだと思う。
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by knj79 | 2009-02-23 08:35 | 環境政策 | Trackback | Comments(0)