2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

IPA発表終了

よーし。

久しぶりに、つかのまの開放感にひたっている。2月から取り組んできたIPA(Introduction to Policy Analysis)の発表が今日終わった。発表・質疑応答は前日・当日に何度も練習したおかげで時間どおりにある程度自信を持ってできた。発表後に、紙で一人ひとりの発表パートに関する聴衆からのフィードバックを受けるのだが、驚くほど評価が高くてほっとした。この発表はプロのカメラマンに撮られていて、今度、プレゼンの先生と一緒にレビューセッションを受ける。自分の発表を録画して見るのは、いつまでたっても慣れないけど、去年の夏からの成長を感じられるといいな。余談だが、IPAの授業でプレゼンの先生からプレゼンの手法に関する素晴らしい授業を受けられたことも収穫だ。

発表の中身自体には、エネルギーについてある程度理解している者としてはあまり満足していない。でも、コーチ(准教授)からは高い評価をもらい、あとここを少し直してデリバリー(ストーリーの運び方)を変えればいいよ、という来週提出のレポートについての落とし所もいただいた。あとはプロフェッショナルなスタイルで、クライアント(ソノマカウンティ)に提出できるようにまとめていく。

ここでは詳しくかかないが、暴走するメンバー、やるといったことをやらないフリーライドするメンバーがいたり、昨日の深夜ぎりぎりまで調整が大変だった。というか、僕はとりまとめを担当していたのだが、全員のスライドが集まった昨日の段階で、これをどうしたらストーリーになるんだと頭を抱えてしまった。
特に大きかったのは、あるメンバーがやるはずだったこととは全然違うことをやってきて、その結果を受けて話を展開する他のメンバーの発表内容を大幅に変更しないといけなくなったこと。他のメンバーは絶句したが、もう時間もないので彼女の仕事に合わせざるを得なかった。案の定そこはコーチにこっぴどく駄目出しされて、当初の内容に直された。ほかにもストーリーの展開の仕方、スライドの作り方など、衝突が絶えなかったが、時間切れで結局は各人の担当部分を尊重する形になってしまったのも残念だった。
こんな風に、一緒にグループワークを詰めてやってみると、それぞれのスキルだとか人間性が本当に良くわかるものだなと思った。

自分のスキルに関しては、内容よりも、英語で臆することなく、がんがん議論ができるようになったことが一番の収穫だ。毎週のように議論をしていると、自分の意見をぶつけることに臆することもなくなったし、スピードや流れを考えながら議論をすることもできるようになった。スピーキングのトレーニングとして一番有効なのは、こういったグループワークだと思う。アメリカや海外の組織でも働く自信が少しついたと思う。
英語を伸ばそうと思ったら、使うしかないんだな。話せるようになりたかったら、話す量・時間を増やす。単純なことなんだ。

最後に、インターナショナルの学生として、ネイティブの学生に対する強みと弱みを身にしみて実感したことも収穫だった。プロジェクトの中身、つまり、仮説を立てたり、構成を組み立てたり、モデルを作ったりといったことに関しては、ネイティブの学生に劣ることは何もなく、もちろん優っている部分も多々あり、自信をもってグループをリードしていくことができるということだ。この点では、途中から自分でグループの流れを作っていけたものの(結局担当部分をやってこないメンバーがいたので反映されなかったけど)、もっとイニシアティブをとっていくべきだったと反省している。
一方で、限られた時間に必要な情報を収集すること、そして文章に落とし込むという点については、ネイティブには全然かなわないこともわかった。つまり、英語のインプットとアウトプットの部分だ。ここは日本語ではかなり自信を持っていた部分なのだが、速度で言うと10倍くらいの違いを感じた。

今学期も残りはテスト三つとIPAのレポート一つ。終わりが見えてきた。もう一度気合いを入れ直して18日までのあと10日少しを乗り切ろう。それが終われば、またスーツを着る毎日が始まる。


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by knj79 | 2009-05-08 15:36 | 公共政策大学院(GSPP)