2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

日本の再生可能エネルギーの現状に思う

エネルギー関係の仕事に就く友人、先輩、後輩がとても多いので、これまでも「再生可能エネルギーを導入することが難しい理由」を聞いてきたし、これからも話を聞き、その一つ一つにうなづくことになると思う。

ただ、その難しさを踏まえても、エネルギーの自給率が5%以下(原子力除く)である日本は、

・ 再生可能エネルギーを最も必要とする国であること
・ どれだけうまく資源外交を行おうとも、資源を持たない危うい立場にある事実からは逃れられないこと

には変わりない。いかにそれが困難であろうとも、他の国での技術開発を待つのではなく、その困難を自力で乗り越え、再生可能エネルギーの導入を進めることこそが国益だと思っている。

その際、一部の企業にその負担を負わせてはいけない。物事が進まないことにはそうなるべき理由がある。その障害を取り除き、公平な制度設計をした上で、しかるべき主体がしかるべき負担をし、日本が一体となってこの問題に取り組んでいく必要がある。

エネルギー自給率が7割を超える資源大国であるアメリカが、エネルギー自給率の低下を恐れてEnergy Independenceを唱え、再生可能エネルギーの開発に国家をあげて取り組む姿をこの1年間で目の当たりにした。私たちの国は明らかに正しい方向に進んでいない。日本国内での消耗戦をやめ、各分野の力を結集することが必要だ。
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by knj79 | 2009-06-08 11:33 | 環境政策 | Trackback | Comments(0)