2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

英語で学ぶ方が早いときもある

このブログではエネルギーや資源に関する制度、経済学のことを書いたりしているが、実はこちらに来る前は予備知識はほとんどなくて、ほとんどすべてアメリカに来てから英語で学んだ。だから、日本語でなんというかよく知らない用語や概念もある。

では、英語で学ぶ方が日本語で学ぶよりも難しかったかというと、おそらくそんなことはない気がする。分野によっては、意外と英語で学ぶ方が楽だと思う。もちろん日本語を読む方が十倍は早いんだが。

理由は、英語の方が質の高い情報を簡単に得られるから。まず、教科書の値段は高いが、マニアックな分野でも素晴らしいものが出ていて、説明がきめ細かい分自習ができるようになっている。たとえば今読んでいるRenewable and Efficient Electric Power Systems (Gilbert M. Masters)もかなりいい。英語だと市場が大きいので、他の言語では利益が出ないようなニッチな分野でも教科書がある。そして英語の教科書の質は一般的にいって素晴らしいものが多い。次に、環境や再生可能エネルギーのような分野は進展が早いので教科書を待っていては間に合わないものが多いが、インターネット上で驚くほど質の高いレポートを手に入れることができる。それも膨大な量を、無料で。
ごく一部だけを紹介すると、NREL(National Renewable Energy Laboratory)UC Energy Instituteのワーキングペーパー(バークレーのBorenstein先生がやっている)CBO(Congressional Budget Office)のレポートなど。いつも感心しながら読んでいる。もちろん学術論文は契約している人しか読めないが、こちらでは、政府・議会系のレポートや論文になる前のワーキングペーパーの質が十分高く、誰でもアクセスできるようになっていることが多い。

ただし、思想や哲学の話になると、英語では全くお手上げになる。上記は、あくまで情報を得るという点において成り立つ話だと思う。念のため。

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今年のStimulusで急に作り始めた橋をバスからとった写真。通勤のバスでベイブリッジを渡るときにいつもうとうとしながら横目に工事が進むのをみている。確かにベイブリッジは混むけど、二本も平行に走らす必要あるのかな?
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by knj79 | 2009-06-24 17:22 | 英語