2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

カテゴリ:公共政策大学院(GSPP)( 98 )

UCバークレー公共政策大学院パンフレット(2007年版)

ようやく、進学先のUCバークレー公共政策大学院の建物とご対面!
写真では何度も見てきたものですので、「ああ、これが!」という感動が
ありました。
英語名は、Goldman School of Public Policy(GSPP)。
下の写真で2つ建物がうつっていますよね。この2つの建物がGSPPです。
右手に写っている建物が、かなり歴史的な建造物。
左手の建物が、5年ほど前に建築された建物。
両方とも、3階建の建物です。
建築の雑誌で中の写真も見ることができます。
ここでこれから、がんばっていきます。
どうぞよろしくお願いいたします>GSPP

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by knj79 | 2008-07-25 09:36 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(0)
大学院から送られてきた資料の中に、Summer Readingという
リストが入っていました。
これは、夏の間に必ず読まないといけないというものではない
のですが、「読んでおくことを強く勧める」んだそうです。。。
14冊あるんですけど。

この手の宿題って、正直いっていままで役にたったためしが
ありません。学期に入ってから集中して勉強したほうが、
効率がずっとよいことが多いのです。

結構分量もありそうだし、どう対応すべきか迷うところです。

ご参考までに公開しておきますね。
公共政策大学院で勉強する内容が、少し感じられるかも
しれません。(www.amazon.comなどで内容を見ることができます)

T.H. Wonnacott & Ronald J. Wonnacott, Introductory Statistics for Business and Economics, 4th edition (Wiley & Sons, 1990);

Chapters on microeconomic topics (consumer demand, firm supply, market competition) in any major introductory economics text, e.g. Paul Samuelson and William D. Nordhous, Economics, 15th edition (McGraw-Hill, 1995); or William J. Baumol and Alan S. Blinder, Microeconomics: Principles and Policy, 6th edition (Harcourt Brace 1994);

Arthur M. Okun, Equality and Efficiency: The Big Tradeoff, (Brookings, 1975);

Robert B. Reich (editor), The Power of Public Ideas, (Ballinger, 1988);

James Q. Wilson, Bureaucracy: What Government Agencies Do and Why They Do It, (Basic Books, 2000);

Albert O. Hirschman, Exit, Voice and Loyalty; Response to Decline in Firms, Organizations and States (Harvard University Press, 1981 edition);

Jonathan Harr, A Civil Action (Vintage, 1996);

Lief H. Carter and Thomas F. Burke, Reason in Law, 6th ed. (Longman, 2001)

Taylor Branch, Parting the Waters: America in the King Years (Touchstone paperback, 1988)

Blanche Wiesen Cook, Eleanor Roosevelt: The Defining Years, 1933-1938 (paperback, 2000)

Adam Hochschild, Bury the Chains (Mariner paperback, 2005)

James Q Wilson, Bureaucracy (paperback, Basic Books, 1991)

Michael Barber, Instruction to Deliver (Politico's Publishing 2007)

*Tracy Kidder, Mountains Beyond Mountains, (paperback, Random House, 2004)
* Required summer reading for Professor's Reich's course: "Leadership and Social Change"

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by knj79 | 2008-06-08 08:31 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(2)

秋学期の時間割

大学院から授業の日程が送られてきました。
どうもこんな感じになるようです。
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【必修】
Econ: 「政策分析の経済学」
Law: 「法と政策」
Statistics: 「意思決定分析、モデリング、定量的手法」
【選択】
Env&Tech:  「政策とビジネスの視点から見た環境問題とテクノロジー」

日本と違うのが、ひとつの授業を週に3回5時間程度受けること。
1週間に講義3.5時間、議論1.5時間、というような配分なのです。
また、Review Sessionというのが金曜日に用意されています。
補修のようなものでしょうか。

ちょっと日本の大学とは違うシステムなので、
イメージがわかないですが、実際に受けてみた
感想をまた報告します。
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by knj79 | 2008-06-06 23:41 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(0)
進学先である公共政策大学院(以下GSPP)から、
オリエンテーションなどの新入生向けの情報が
送られてきました。
ようやく8月からの生活が少しイメージできるように
なってきたところです。

さて、その中に、同級生のリストが入っていましたので、
簡単に紹介したいと思います。

この前のエントリにも少し書きましたが、GSPPの
1学年のサイズは80名です。
これは、アメリカの公共政策大学院の中では
平均的な大きさではないでしょうか。
(確か、ミシガンやデュークは80名くらい、
 インディアナやコロンビアは100名くらい)
ハーバードのMPPは200名以上で大きく、
UCLAやUSCなどは50名以下と小さいサイズだった
記憶があります。
(なお、社会科学系の学術大学院は、もっと小さいです)

出身は、当たり前ですがアメリカ人が一番多く、7割超。
そのうち半分くらいがカリフォルニア在住です。
そのほかはNYやDC在住の人が多いかな。

他方、留学生は3割弱。これはアメリカの公共政策大学院に
しては多い方ですね。いろんな国の学生の意見が聞けるのは、
学習効果の面からも、友人づくりの面からも、ありがたいです。

さて、その内訳は、半分以上がアジア人。
(中国人・インド人 各3名、韓国人・日本人 各2名、ヨルダン人 1名)
その他ヨーロッパ3名(イギリス・フランス)、
南米3名(エクアドル・ペルー・コロンビア)、
北中米2名(カナダ・メキシコ)となっています。

これだけglobalizationが進んで経済、環境、社会制度が
国境を越えて影響を与え合う現在、ポリシースクールも国際化を
図るべきだと思っているので、多様な同級生がいるのは
嬉しい限りです。

詳しいプロファイルは全く分からないのですが、
2年間を一緒に過ごす仲間ですから、ぜひ仲良くなって
学びあえたらいいですね。
楽しみです。
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by knj79 | 2008-06-05 00:15 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(0)
次に、GSPPへの入学者に関する統計をパンフレットから
抜き出してみます。
なんとなくGSPPで学ぶ学生のイメージがわくのではないでしょうか?
(なお、これは2007年秋入学者の数字です。)

入学者 ≈ 80人

男性の割合: ≈ 39%

女性の割合 ≈ 61%

留学生の割合 ≈ 13% ← 今年はこれが30%に上昇しました。

職歴: 4.5年

平均年齢: 28歳 (range: 22歳-42歳)

就職先(この数字のみ2006年卒業生)
 政府機関 36%(うち連邦政府47%、州政府6%、市政府47%)
 NPO    23%
 企業    23%
 進学    19%

驚いたのが、予想以上にNPOへの就職者が多いこと。
大学卒業生の1割がNPOに就職するといわれる、アメリカらしいなあと
思いました。

男女比や留学生の割合、職歴等から、ある程度同級生のイメージが
つかめると思います。
どの大学院でも、このような数字はある程度公開していますので、
進学を検討されている方は、志望校のStatsを探してみては
いかがでしょうか。
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by knj79 | 2008-05-25 22:25 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(0)
アメリカの大学院は、大きく分けてAcademic Schoolと、
Professional Schoolの2つに分類されます。
前者は研究者を養成する大学院であり、通常博士課程(Ph.D)に
行くことを前提としているコースです。
後者は実務者を養成する大学院であり、通常修士課程(Master)
を修了すること自体がゴールとなっているコースです。

日本で大学院といえば、研究者を養成するための大学院の
ことをいいますが、平成15年からは、「専門職大学院」
という名称で、Professional Schoolの設置を認めたようです。
法科大学院(ロースクール)、経営大学院(ビジネススクール)などに
加え、最近では東大や東北大をはじめ、多くの公共政策大学院が
設立されてきています。

さて、この2つを分けているものは何かというと、基本的には、
学術的な修士論文を書かせるかどうかです。
僕の行く公共政策大学院(GSPP)は、Professional School
ですので、修士論文を書く必要はありません。
その代り、アメリカの多くのポリシースクールと同様、
実際のクライアントを自ら見つけ出し、1,2年時に学んだ
政策分析の手法を使い、具体の課題に対するコンサルティング
をしてペーパーを書くことがファイナルプロジェクトとして
課せられています。

バークレーでは、2年目のAPA(Advanced Policy Analysis)
という授業でこれを行います。
他のポリシースクールでは、グループプロジェクトを行うところも
多いようですが、GSPPでは、クライアント探しからペーパーを
書くところまですべて個人で行います。
週に1回、グループミーティングがあり、そこで教授や似たようなテーマを
扱うグループメンバー(学生)と議論はできるようです。

GSPPの先輩方によれば、インターン先とAPAのクライアント探しが、
とーっても大変なんだそうです。
英語のハンディに加え、異国の就職活動ですので勝手も違うでしょう。
でも、みなさん口をそろえて「いい経験だった」とおっしゃっています。

来年のことなのでまだ先のようですが、できればインターン先を
クライアントとしてこのプロジェクトをやりたいと思っているので、
ぼちぼちインターン先をいくつか考えつつ、どういうテーマを
選ぶかを考えたいと思っています。

気が早いかな?
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by knj79 | 2008-05-25 14:01 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(1)
2年間のスケジュールは、以下のとおりです。

【1年目】
秋学期(9月~12月) 必修3科目 選択1科目

冬学期(1月~5月) 必修3科目 選択1科目

夏学期(5月~8月) サマーインターン(必修)←注!

【2年目】
秋学期(9月~12月) 必修1科目 選択3科目

冬学期(1月~5月) 必修1科目 選択3科目

もちろん、これは最低限とらなければいけない
科目数であって、体力と精神力のある限り、
追加で履修してもかまいません。

と、ここまで書いてきたことのまとめとして、
カリキュラムの中身ではなく、外形的な特徴を
2点あげたいと思います。

① カリキュラムがしっかりしており、必修科目が多い
② サマーインターンが必修(免除されない)。

僕は、①、②ともにポジティブなものとしてとらえました。

僕は、大学・大学院では技術系の教育を受けました。
その後政策立案の仕事をしているなかで、社会科学の
体系的な基盤の必要性を強く感じたことが留学を
決意した理由です。
そのため、体系的で厳しい(rigorousな)トレーニングを
受けたいと思い、GSPPを選びました。
カリキュラムがかちっとしているコースとしては、
SAIS(ジョンズホプキンス大学)のMAや、
ケネディスクール(ハーバード大学)のMPPがあります。

他方、特定の分野に特化した専門科目で履修科目を
固めたいという方の場合、必修科目が少ない大学、たとえば、
SIPA(コロンビア大学)のMPAや、
同じくケネディスクールのMPAがよいのではないでしょうか。

次に、②のサマーインターンについて。
海外の組織で働く経験はなかなか得難いと思っており、
特に学んだことを現場で使ってみたいと考えている僕には
必修にしてくれた方が逃げ道がなくて(笑)いいなと思います。
他方で、ほとんどの公共政策大学院では、職務経験のある
留学生はインターンが免除されるはずです。

公共政策大学院の情報は(MBAと比べて)非常に限られているので、
自分が集めた情報は、できるだけここで公開していきたいと思います。
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by knj79 | 2008-05-24 10:37 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(3)
以前にも書きましたが、これから2年間、
UCバークレーの公共政策大学院で
勉強します。
まだ手元にある事前情報でしかありませんが、
どういうカリキュラムでを学ぶ予定かを
ご紹介しようと思います。

このブログのタイトル、「環境政策留学記」
としていますが、じつは、1年目はほとんど
環境政策について勉強する期間はありません。
みっちりと、公共政策の基礎となる科目を
必修で学ぶことが求められます。
具体的には、経済分析、統計学、政治学、法学、
そしてこれらを総合的に活用したプロジェクト
ベースの授業が必修科目として履修し(1学期
3科目)、そのほかには各学期1科目ずつ
選択科目を履修します。

アメリカの大学院は、1学期4科目を履修する
というのが標準のようです。
ですので、2年間では、4学期 × 4科目= 16科目
を学ぶことになります。
そう考えると、手を広げることは難しいかなと
思います。
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by knj79 | 2008-05-21 04:54 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(6)