2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

カテゴリ:公共政策大学院(GSPP)( 98 )

インターン探し

今学期終了まであと1週間少し。通常の勉強に加えて、後半からは課外活動、自分のインターン探し、さらには友人のインターン探しも手伝ったりしていたので、盛りだくさんだった。

うちの大学院では10週間のインターンが必須で、この不況の折、みなそれぞれに苦労している。今後のキャリアに直結するので、応募する側、雇う側、双方とも真剣だ。日本でいう就職活動そのものである。レジュメやカバーレターの書き方や面接の受け方、さらには給料の交渉に関するワークショップなんかもあり、指導を受ける。その上で個別にキャリアアドバイザーの面接を受け、各自に応募する。みな、毎日のようにインターンが掲載されているGoldJob(リクナビみたいなもの)という内部生しか見れないサイトをチェックして、応募する。結構大変な作業だった。

人気のある企業はみんなが応募するので、クラスメートとの(言い方は悪いが)競争になる。たとえば僕なら環境・エネルギーに関心のあるクラスメートと仲がいいのだが、だいたい応募する企業・組織は一緒だ。面接呼ばれた?結果どうだった?みたいな会話はだんだんできなくなる。気まずくなるからだ。

そんなこんなで、仲間たちのインターンもだいたい決まり、一番気にかけていた親友のインターンも、今朝、なんとか決まりそうなメールが来たので、自分のことのようにほっとする。直前になってもインターンが決まらない不安感というのは、本当にきついものがあるのです。

夏はみな世界中に散っていく。近くでインターンをする友人たちとは、インターン中、ランチでもしながらそれぞれの組織で何をやっているか、情報交換しようと約束する。返ってきた仲間たちから話が聞けるのも楽しみだ。
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by knj79 | 2009-05-14 00:55 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(0)
今後のスケジュール

5月14日(木) Economics Final Exam

5月18日(月) Econometrics Final Exam

5月20日(水) IPA Report

5月21日(木) Energy Economics Take Home Exam、春学期終了

5月26日(火) Intern開始

8月3日(月)  Intern終了(10週間)

8月26日(水) 秋学期開始

12月18日(金)秋学期終了
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うちの前の道。街路樹が気持ちよさそうに揺れています。
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by knj79 | 2009-05-11 11:55 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(0)
日本の大学では、わからないことは自分で調べるのが基本だった。(さらに言えば、僕の前職でもそうだった。)

バークレーでは、違う。少なくとも今までの僕の経験上は違う。どんなに単純な質問でも、学生たちは臆せずに質問するし、教授もきちんとそれにこたえる。

日本では、「大学に入ったら(あるいは大学院に入ったら)、わからないことは自分で調べるべきだ」と、多くの人が言う。教える側だけでなく、教えられる側(学生)もそう思い込んでいる。でも、本当にそれが組織として、社会として、効率的か?もっと知・情報を組織全体で共有したほうが、アウトプットが出しやすくなるのではないのか?単に今まで自分がそう教えられてきたから、後輩や生徒にもそう指導しているわけではないのか?教える側が楽をするためのエクスキューズになっていないか?

目的と手段を取りちがえてはいけない。日本の組織が最大のアウトプットを出すために、最も適した知識共有のための規範(コード)は何か、きちんと考えなくちゃいけない。

じゃないと、世界中の優秀な学生はアメリカの大学院に流れちゃうよ。
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通学路にある学校。最近、空が夏の空になってきた。
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by knj79 | 2009-05-11 00:45 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(6)

IPA発表終了

よーし。

久しぶりに、つかのまの開放感にひたっている。2月から取り組んできたIPA(Introduction to Policy Analysis)の発表が今日終わった。発表・質疑応答は前日・当日に何度も練習したおかげで時間どおりにある程度自信を持ってできた。発表後に、紙で一人ひとりの発表パートに関する聴衆からのフィードバックを受けるのだが、驚くほど評価が高くてほっとした。この発表はプロのカメラマンに撮られていて、今度、プレゼンの先生と一緒にレビューセッションを受ける。自分の発表を録画して見るのは、いつまでたっても慣れないけど、去年の夏からの成長を感じられるといいな。余談だが、IPAの授業でプレゼンの先生からプレゼンの手法に関する素晴らしい授業を受けられたことも収穫だ。

発表の中身自体には、エネルギーについてある程度理解している者としてはあまり満足していない。でも、コーチ(准教授)からは高い評価をもらい、あとここを少し直してデリバリー(ストーリーの運び方)を変えればいいよ、という来週提出のレポートについての落とし所もいただいた。あとはプロフェッショナルなスタイルで、クライアント(ソノマカウンティ)に提出できるようにまとめていく。

ここでは詳しくかかないが、暴走するメンバー、やるといったことをやらないフリーライドするメンバーがいたり、昨日の深夜ぎりぎりまで調整が大変だった。というか、僕はとりまとめを担当していたのだが、全員のスライドが集まった昨日の段階で、これをどうしたらストーリーになるんだと頭を抱えてしまった。
特に大きかったのは、あるメンバーがやるはずだったこととは全然違うことをやってきて、その結果を受けて話を展開する他のメンバーの発表内容を大幅に変更しないといけなくなったこと。他のメンバーは絶句したが、もう時間もないので彼女の仕事に合わせざるを得なかった。案の定そこはコーチにこっぴどく駄目出しされて、当初の内容に直された。ほかにもストーリーの展開の仕方、スライドの作り方など、衝突が絶えなかったが、時間切れで結局は各人の担当部分を尊重する形になってしまったのも残念だった。
こんな風に、一緒にグループワークを詰めてやってみると、それぞれのスキルだとか人間性が本当に良くわかるものだなと思った。

自分のスキルに関しては、内容よりも、英語で臆することなく、がんがん議論ができるようになったことが一番の収穫だ。毎週のように議論をしていると、自分の意見をぶつけることに臆することもなくなったし、スピードや流れを考えながら議論をすることもできるようになった。スピーキングのトレーニングとして一番有効なのは、こういったグループワークだと思う。アメリカや海外の組織でも働く自信が少しついたと思う。
英語を伸ばそうと思ったら、使うしかないんだな。話せるようになりたかったら、話す量・時間を増やす。単純なことなんだ。

最後に、インターナショナルの学生として、ネイティブの学生に対する強みと弱みを身にしみて実感したことも収穫だった。プロジェクトの中身、つまり、仮説を立てたり、構成を組み立てたり、モデルを作ったりといったことに関しては、ネイティブの学生に劣ることは何もなく、もちろん優っている部分も多々あり、自信をもってグループをリードしていくことができるということだ。この点では、途中から自分でグループの流れを作っていけたものの(結局担当部分をやってこないメンバーがいたので反映されなかったけど)、もっとイニシアティブをとっていくべきだったと反省している。
一方で、限られた時間に必要な情報を収集すること、そして文章に落とし込むという点については、ネイティブには全然かなわないこともわかった。つまり、英語のインプットとアウトプットの部分だ。ここは日本語ではかなり自信を持っていた部分なのだが、速度で言うと10倍くらいの違いを感じた。

今学期も残りはテスト三つとIPAのレポート一つ。終わりが見えてきた。もう一度気合いを入れ直して18日までのあと10日少しを乗り切ろう。それが終われば、またスーツを着る毎日が始まる。


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by knj79 | 2009-05-08 15:36 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(2)

小田和正

IPA(グループプロジェクト)、Energy Economicsのタームペーパーに押しつぶされそうだ。IPAは、自分がなまじエネルギーの分野に通じているものだから完全に内容をリードすることになってしまい、メンバーが頼り切り。発表のとりまとめもやることになってしまった。Energy Economicsは主に博士課程の学生を対象にした授業だからか、ワークロードが普通の科目の2倍ある(グループプロジェクト・プレゼン1回+ペーパー4回+自由プレゼン・ディスカッションリード1回+ファイナル+毎回膨大な経済学の論文のリーディングアサイン。勘弁してくれ。)

仕方ないから小田和正の曲を聞きながら作業をする。いまどきなぜ、といわれてもなぜだか知らないが、小田和正の歌を聴きながら勉強するのが中学の頃から一番はかどるのである。最近は勉強するときくらいしか聞かないんだけど、何歳になっても困った時の小田さんだよりだ。三つ子の魂百までというか、結局13歳くらいから僕の根っこのところはあんまり変わってないなと最近思う。

がんばろ。
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by knj79 | 2009-05-05 17:03 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(3)

来年の新入生の方々

"Summary of the Results of the 2009 MPP Admissions Process"というメールがAdmission Committeeから流れてきました。8月くらいに発行される来年度版のパンフに掲載されると思いますが、早めに載せておきます。

654人が受験したこともあってか(僕の学年は489人が受験)、クラスサイズは85人とちょっと大きい。
個人的には、留学生が極端に少ないのは、残念だなあ・・・。出身国は、フランス、ドイツ、イスラエル、チリ、オーストラリア、中国、韓国、だそうです。

(なお、TOEFLは書いてないですが、去年は99点が合格者の最低点でしたし、留学生が少ない今年はもっと高いものと思われます。)

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Profile of Entering Class

Average Age: The average age of the entering class is 27.1 years (median 27 years), compared to 26.6 for last year's entering class.

Years of Work Experience: On average members of the 2009 entering class have 3.8 years of work experience, up from 3.3 years of work experience in last year's entering class.

Gender: 52 percent of the entering class is female, 48 percent is male. Last year 55 percent of the entering class was female.

California Residency: Of those who are United States citizens 55 percent are California residents while 45 percent are residents of other states. In the 2008 entering class 60 percent of the US citizens were California residents.

International: 9 percent of the entering class is made up of citizens of countries other than the US. These individuals are citizens of Australia, Chile, the People's Republic of China, France, Germany, Israel, and South Korea. This is a smaller percentage than last year when 32 percent of the entering class of students were non-US citizens

Under Represented Minorities: Of the US citizens 31 percent are under-represented minorities; with 12 percent being African Americans, 10 percent being Latinos and/or Chicanos, 8 percent being Asian-Americans, and 1 percent Native American. This is roughly the same percentage breakdown as in last year's entering class.

PPIA Fellows: This year's entering class has 6 PPIA Fellows (4 that completed the PPIA Program at GSPP); 1 from Michigan and 1 from Carnegie Mellon. Last year only 2 PPIA Fellows joined GSPP.

Academic Background

GPA: The mean undergraduate GPA of the entering class is 3.64. The median GPA is 3.68. This is approximately the same as that of last year's entering class.

Quantitative GRE: The entering class has a mean Quantitative GRE score of 710 (median score of 730). Last year's entering class had a mean Quantitative GRE score of 730.

Verbal GRE: The entering class has a mean Verbal GRE score of 632 (median score of 640). Last year's entering class had a mean Verbal score of 630.

Analytic GRE: The entering class has a mean Analytic GRE score of 4.8 (median score of 5.0). Last year's entering class had a mean Analytic score of 4.5.
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by knj79 | 2009-05-02 10:36 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(0)

面接

久しぶりに面接を受けた。結構な応募数の中から面接に呼ばれたのは一握りらしくて(しかもインターナショナルは僕一人のようだ)、ありがたいことだ。

2時にサンフランシスコのオフィスに行き、シニアアナリスト二人にその部門のトップ一人が入れ替わり立ち替わり入ってきて、結局一時間にわたっての面接。ながい・・・。こんなにインテンシブに面接することは予想していなかった。長時間、一対一で会話のキャッチボールを続けていると、頭がぼんやりとしてくる。最初は好調にまくしたてていたのだが、だんだん疲れてきて、最も重要なトップとの面談で少々息切れしたのが残念だった。まあ、よくもこんなインターナショナルの学生相手に時間を割いてくれたものである。感謝。

昨年のDCトリップで面接を受けた時にも思ったことだけど、こちらの面接っていうのは、まず「あなたは具体的に何をしてきて、結果として現時点で何ができるのか」を聞いてくる。それと「採用されたときにする仕事」がマッチしていないと論外だ。日本ではそこまで厳密には見ずに、入ってから一生懸命やればいいよ、というゆるさがあるが、GSPPキャリアオフィスの就職ワークショップやこれまでに受けた面接を見る限り、そんな悠長なことはいってられないからね、すぐ働いて結果を出してね、という感じだ。

そういう意味では、今回のレジュメ(履歴書)もカバーレターも、今回の業界用に書き下ろしたものではないので、もうちょっとフォーカスを絞って書けばよかったと反省。アメリカ企業の就職活動のまねごとをして勉強になった。

さて、勉強に戻ります。
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by knj79 | 2009-04-30 15:09 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(0)

正念場

今週、来週が今学期の山場だ。

明日水曜にインターン面接。
木曜にクライアントへのレポート提出(IPA)とEnergy Economicsのディスカッションリード。
金曜日にEnergy Economicsタームペーパーとインターンの面接。
土曜日にバークレー日本人会立ち上げ。
日曜日はIPA準備の打ち合わせ。
来週木曜日にIPA発表。
そのほかにも宿題がちらほら。
それが終われば、3科目の期末テスト&IPAのグループレポートが手ぐすねを引いて待っている。

なんでファイナルの週でもないのにこんなに集中してるのかわからんが、クラスメートもみんな苦しんでいるので、励ましあえるのがせめてもの救いだ。最近は毎日のように夜に友人宅で宿題やグループワークをしながら、愚痴を言い合っている。

いい勉強にはなっているのは確かだ。なんとか気合で乗り切ろう。

気候が最高なのが本当にありがたい。初夏のバークレーは、信じられないくらい美しい。
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by knj79 | 2009-04-29 15:11 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(3)

グループミーティング

先週、今週と深夜も土日も関係なく、グループミーティングで集まっている。

今日も空は気持ちよく晴れ渡っているというのに、朝からミーティングでGSPPに来ている。だがメンバーが来ない。

何時間も英語で議論をすると、頭がだんだんふやけてくるが、勉強にはなる。でもみんな、単に集まるのが好きなだけのような気もする。
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by knj79 | 2009-04-26 03:37 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(0)
今回の政権は、政府高官(いわゆるポリティカルアポインティー)の任命がいつになく遅い、らしい。

日本の感覚に慣れているものからすれば、どうやって組織が回っているのか不思議で仕方がないのだが、今だにポストが埋まっていないようである。政権発足から3か月もたっているというのに。

そんななか、GSPPのMichael Nacht教授(前学長)がAssistant Secretary of Defence (Global Strategic Affiars)=国防次官補にノミネートされたというニュースがメーリングリストに流れてきた。授業はとったことないんだが、まあめでたい。

Michael Nacht教授

ケネディスクールのジョセフナイ前学長も同じく国防次官補をやっていたように、政権で実際に政策を作った経験のある教授が教えるっていうのは、プロフェッショナルスクールであり、学問と実務の融合を目指す公共政策大学院には重要なんだろうなと思う。うちの看板教授であるロバート・ライシュ教授(クリントン政権時の労働長官)の来学期の授業がとても楽しみだ。

関係ないけど、このライシュ教授、おとといのGSPPの学芸会(Talent Show)の出し物、Slumdog Millionaireのパロディの中で、司会者役(日本でいうみのもんた)をのりのりでやっていた。ほんと、バークレーの先生はどんなに偉かろうがきさくなのが最高だ。
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by knj79 | 2009-04-20 15:45 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(0)