2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

カテゴリ:アメリカ大統領選2008( 14 )

先ほど、うちの寮で大統領選に関係して面白そうな講演があったのでいってきました。

The Political Mind: Why You Can't Understand 21st Century American Politics with an 18th Century Brain

聞き取れなかったところもたくさんあったけど、面白かった。

政策があやふやなのに、あるいは多くの人々に不利益を与える
であろう政策を掲げているのに、なぜか選挙に勝つ候補者がいる。
これが政治学でも問題だったんだそうです。

タイトルのとおり、投票行動を決めるのは、政策ではなく、
候補者本人が持つ

① 価値観(Value)
② 信頼性(Trust)
③ 明快さ(Clear Communication)

だと。これまでに、明らかに自らの利益に反する政策を掲げる
候補者に対して、多くの有権者が投票をしてきた事例をあげて
説明したところが特に面白かったです。
曰く、ブッシュJr.やオバマは有権者のこの行動原理をうまく利用し、
前回ブッシュに敗れたケリーや、ヒラリーは政策で戦おうとしたところに
敗因があった。

選挙は奥が深い。

こういったことを、言語と認知の問題に落とし込んで、説明をしてくれました。
(たぶん。。。)

さて、このジョージレイコフ先生、先ほど調べたところ、認知言語学の世界的な
大家であり、大統領選挙に関するベストセラー連発の方でした。
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by knj79 | 2008-09-05 14:38 | アメリカ大統領選2008 | Trackback | Comments(0)
始まりました。マケイン候補の指名演説。

党大会というのは、お祭りのようですね。
一日中生放送で流れているのですが(しかも3日間)、
応援演説とロックコンサート、ビデオ上映が
入れ替わり行われ、日本ではちょっとたとえるものが
ありません。

USA,USAって絶叫してる。
アメリカ人って、こういうの見て白けたりしないんだろうか。

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終わりました。
演説はオバマのほうがはるかに訴えかけるものがありますね。
素人目に、外部者の目で、両陣営の政策、メッセージ性、
印象を比べると、どう考えてもオバマが勝つだろうと思ってしまう。
バークレーでは共和党支持は圧倒的に少数派なので、
(政治学の授業の調査では、クラスメート50人中共和党支持ゼロ。
 ちなみに、教授陣もスタッフも合わせてもゼロ!)
マケインを支持する人たちを想像できないですが、
いわゆるレッドステイト(共和党支持が圧倒的な内陸部)には
たくさんいるんでしょうね。

アメリカは広い。

#追記
 寮の友達に聞いたら、マケインの演説を評価していました。
人それぞれ、ということですね。
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by knj79 | 2008-09-05 11:29 | アメリカ大統領選2008 | Trackback | Comments(0)
ようやくケーブルテレビもつながったので、これから環境とエネルギーに
特化して、大統領選を追って行こうかなと思っています。
まずは事前勉強、と。
You Choose
NY Times
CNN.com
CNN.co.jp
読売新聞
朝日新聞
毎日新聞
日本語サイトだと、あまり環境・エネルギーのことが載ってないですね。
You Choose, CNNでもEnergyって項目を特出しでたててるくらい、
アメリカのニュースでは重要な論点なんですけどね。
車社会アメリカにとって、安価なガソリン価格は生命線です。

今日のニュースは、共和党のペイリン(Palin)副大統領候補の演説が
大きく取り上げています。この人、若いですしテレビ出身だけあって
テレビ映えもするのですが、副大統領といわれるとぴんと来ない。
エネルギー問題についてもかなり時間を割いて話しています。
演説はこちら。
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by knj79 | 2008-09-04 11:47 | アメリカ大統領選2008 | Trackback | Comments(0)

大統領選とうちの大学院

今朝起きたら、福田総理の辞任のニュースが目に飛び込んできました。
永田町、霞が関周辺は大変な騒ぎになっていることと思います。

さて、日本では総裁選が9月中に行われるという報道もありますが、
アメリカでも民主党がオバマ氏を、共和党がマケイン氏を
大統領候補に指名(共和党は正確にはまだですが)。
11月の選挙に向けて、いよいよ、といった空気が流れています。

UCバークレーはリベラル中のリベラルとして有名です。
ということで、民主党寄りの学生が多いように思います。
僕の所属するGSPP(公共政策大学院)にも、僕の知る限り、少なくとも
2人はオバマ氏のアドバイザーをしていて、大忙しなんだそうです。

一人は、僕のアカデミックアドバイザーのDaniel Kammen。
オバマ氏のSenior Environmental Advisorを務める、
エネルギーと開発、エネルギーとイノベーションを専門とする教授。
今学期に受講する"Energy and Society"は大人気の授業で、
教室は立ち見続出で満員。初日から地べたに座り込んで講義を聞きました。

もう一人は、クリントン政権の労働長官を務めたRobert Reich。
「ロバートライシュ労働長官」といわれて、あああの人かと気づきました。
この方はオバマ氏のEconomic Advisorを務める労働問題の大家。
講義中に、「あ、オバマから電話がかかってきた。ちょっとまって。
バラック、今授業してるからあとで電話するよ。」
みたいな小ボケをいれる面白い方であります。
"Leadership and Social Change"というコア授業を受け持っています。
話し方がまさにカリスマというかんじで、誰もが引き込まれるのです。

さて、GSPP生の目下の心配事としては、オバマが勝つとこれらの先生方が
ホワイトハウスのスタッフや政府の長官となってDCにいってしまうということ。
いわゆる「リボルビングドア」というやつですね。
彼らにひかれて入学した我々としては、そんな!
という気持ちもありますが、教授の力量と忙しさはトレードオフですものね。


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by knj79 | 2008-09-02 02:44 | アメリカ大統領選2008 | Trackback | Comments(0)