2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

カテゴリ:英語( 19 )

WordにThesaurusがついていることを、いまさら気づいた。これまでわざわざ紙のシソーラスで調べていたので、早く気づいておくべきだった。

論文などの学術的な英文を書くとき、この機能はすばらしく便利だ。まずざっと文章を書いて、それから見直しのときに、フォーマルな単語に置き換えていく作業が格段に楽になる。シソーラスを引く労力がゼロになるので、まったく億劫にならない。結果、フォーマルなボキャブラリーが増えていく気がする。

日本語にフォーマルな言葉とそうでない言葉があるように、英語にもそれはある。学術的な文章で使う言葉は、日常使う言葉とはまるで違う。日本の学校英語ではまず出会わないような言葉だ。

修士論文を書くときは、そういうフォーマルな言葉を意識して使っていきたいと思う。Word 2007のReviewリボンの左から三番目にありますので、気づいていなかった方は、どうぞ使ってみてください。
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by knj79 | 2010-03-02 06:32 | 英語 | Trackback | Comments(0)
このブログではエネルギーや資源に関する制度、経済学のことを書いたりしているが、実はこちらに来る前は予備知識はほとんどなくて、ほとんどすべてアメリカに来てから英語で学んだ。だから、日本語でなんというかよく知らない用語や概念もある。

では、英語で学ぶ方が日本語で学ぶよりも難しかったかというと、おそらくそんなことはない気がする。分野によっては、意外と英語で学ぶ方が楽だと思う。もちろん日本語を読む方が十倍は早いんだが。

理由は、英語の方が質の高い情報を簡単に得られるから。まず、教科書の値段は高いが、マニアックな分野でも素晴らしいものが出ていて、説明がきめ細かい分自習ができるようになっている。たとえば今読んでいるRenewable and Efficient Electric Power Systems (Gilbert M. Masters)もかなりいい。英語だと市場が大きいので、他の言語では利益が出ないようなニッチな分野でも教科書がある。そして英語の教科書の質は一般的にいって素晴らしいものが多い。次に、環境や再生可能エネルギーのような分野は進展が早いので教科書を待っていては間に合わないものが多いが、インターネット上で驚くほど質の高いレポートを手に入れることができる。それも膨大な量を、無料で。
ごく一部だけを紹介すると、NREL(National Renewable Energy Laboratory)UC Energy Instituteのワーキングペーパー(バークレーのBorenstein先生がやっている)CBO(Congressional Budget Office)のレポートなど。いつも感心しながら読んでいる。もちろん学術論文は契約している人しか読めないが、こちらでは、政府・議会系のレポートや論文になる前のワーキングペーパーの質が十分高く、誰でもアクセスできるようになっていることが多い。

ただし、思想や哲学の話になると、英語では全くお手上げになる。上記は、あくまで情報を得るという点において成り立つ話だと思う。念のため。

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今年のStimulusで急に作り始めた橋をバスからとった写真。通勤のバスでベイブリッジを渡るときにいつもうとうとしながら横目に工事が進むのをみている。確かにベイブリッジは混むけど、二本も平行に走らす必要あるのかな?
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by knj79 | 2009-06-24 17:22 | 英語 | Trackback | Comments(6)

Wikipediaはすごいですね

英語ができて良いことは、たぶんたくさんあるけど、

・ 英語のWikipediaが使えること

というのは、それだけで英語上達にかかるコストを上回るベネフィットのような気がする。というのは言いすぎですね。でもすごく便利です。

特に、学問関係のWikipediaは便利。英語圏の子供たちは教科書いらずで勉強できる環境にあるわけですね。うらやましい。たまに日本語のも見るけど、数も分量も100倍(1000倍?)くらい英語のほうが充実しているのです。

日本の大学生の皆さん、並の日本の教科書よりよほどわかりやすくて詳しいから、英語の練習がてらぜひ使ってみてください。
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by knj79 | 2009-05-14 09:25 | 英語 | Trackback | Comments(0)
代替エネルギーの勉強をするはずが、なんだかんだいって石油について学ぶ時間がとても多いこの頃。石油はあらゆる点でエネルギーの王者であって、気候変動政策は、かなりの部分この王者に立ち向かう挑戦者を送り出す政策だ。相手を知らずして戦略は立てられない。(注:石油の重要性は、今後50年くらいは増すことはあっても減じることはないと思う。)

そして、石油の歴史がこれがまたむちゃくちゃ面白い。19世紀後半からの世界史は石油にドライブされる形で形成された。中東(特にサウジ)が80年代に石油をあれだけ増産し、原油価格を落としたせいで、ソ連は外貨獲得能力を急速に失い、崩壊したこととか。

まあ、このへんの内容は今度書くとして、石油関連の書籍はやはり英語の文献が充実しまくっている。経済学の側面、史実面、技術面、陰謀面(こんなのもある)、どれをとっても層が厚い。翻って、さっき日本のamazonのサイトを見て確認したが、重要書籍ですらほとんど日本語に訳されていないのが現状。

結論。英語で日本語と同程度のスピードで情報を得られないと、危険だ。視野が狭くなる、あるいは偏る。英語でも極端な視点からの論文、書籍は多いが、そこは層が厚いので両論見つけることがすぐできる。これは客観的に論を組み立てるときに不可欠だ。

そして、英語で日本語と同程度に発信できるようにしたい。英語で書けばインターネットを通じて(あるいはAmazonで買われて)世界中に読まれるのだから、英語で書くことの重要性は過去と比較できないくらい大きくなってきていると思う。
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by knj79 | 2009-03-23 16:05 | 英語 | Trackback | Comments(0)

言葉と思考

エッセイはまず日本語で書きましょう的なエントリを以前書きましたが、それに関係して、言葉と思考の関係について、気づいたことを書いておきたいと思います。

思考に対する言語の機能は以下の2つに分類できると思っています。

① 「伝えたいこと」(思考の結果)をアウトプットする機能

② 抽象的な思考のプロセスをサポートする機能

で、自分にとっては、①は英語でもあるていどいけるけれど、②は英語では(今のところ、あるいはこれからずっと)できないな、というのが結論です。

どういうことかと申しますと、、、

①はこの間のエントリでも書いたように、まだ言語化されていないけれど自分にとっては明らかな「伝えたいこと」を言葉にして他者に伝えようとする機能です。

「伝えたいこと」がはっきりしている場合には、僕は

「伝えたいこと」 → 「英語」

でも(単語さえわかれば)あるていどいけるような気がしています。
昔、英語を本格的に勉強しようと決めた時に、

「伝えたいこと」 → 「日本語」 → 「英語」

というプロセスは経ないようにしようと考えて訓練してきたからです。


しかし、②がやっかい。よく、思考は言語に規定されるといわれますが、言葉は抽象的な思考、論理的な思考をサポートする力強い機能があって、逆にいうと、言葉の助けなしには、われわれは抽象的思考、論理的思考ができないのではないかと思うのです。

言葉の重要な機能に、「概念の固定化」と「論理の構築」があると思います。概念をひとつの(物理的な)もののように扱うことができるのは、ひとつの言葉がその概念をあらわしていることにして(固定化)いるおかげです。そして、複数の概念をもののようにくるくる組み替えながら、頭の中では高速に論理を組み立てていっているのだと思います。

そして、母国語では、膨大な抽象的概念のボキャブラリーが蓄積されている上に、その概念を論理的に組み立てるスピードが圧倒的に(実感として、たぶん英語の1000倍とかそれくらい)早いんだと思います。

はい。まとめると、

(結論)
・ 言いたいことが自分で分かっている、固まっている場合、いきなり英語で話す。
・ 自分でもどう組み立てていいか、結論は何かわかりかねている場合、日本語の助けを借りてそれらを明らかにした上で、英語でアウトプット(話す、書くなど)する。
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by knj79 | 2008-10-12 03:20 | 英語 | Trackback | Comments(0)

英語お勧めブログ

ペイリン候補がよく使う、"Hockey Mom"ってなんだ?
とぐぐっていたら、素晴らしいサイトにたどりつきました。

アメリカ生活 英語発見日記

僕なんかは、ニュースで分からない単語があっても
全体の文脈から推測して調べずに済ませてしまうことが
多いのですが、こちらのサイトではかゆい所に手が届くような
解説をされていて、おー、なるほどなるほどーと読み込んで
しまいました。

お勧めです!
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by knj79 | 2008-09-12 00:05 | 英語 | Trackback | Comments(0)
英語で苦労する留学生は、北東アジア、東南アジアの学生だけである、
とはよく言われることですが、これまでの経験から、認めざるを得ません。

インド人、パキスタン人は本当に英語がうまい。
中南米の人たちもほとんど苦にしない。

よく、英語教育の問題といわれるけど、僕はそれを
疑っています。どう考えても、英語「を」教育する時間の
質・量の問題ではない。
どれだけ科目としての英語の時間を増やしても限界がある。
むしろ、ある学年から授業を英語で受ける
ようにしないとあそこまで英語が使いこなせるようにはならない。

インド人も、パキスタン人も、学校の公用語は英語。
つまり、授業や議論は英語で行われる。
もちろん、すべての学校ではなくて、たとえばパキスタンだと
私立の学校に限られる。
でも、いい教育を与えようとする親はみな私立の学校に
いかせる。

たとえば、日本で英語教育が議論されるときは、なぜか
生徒全員を対象にした英語教育の話になるけれど、
日本みたいに国内市場が大きな国で英語で仕事をする
必要に迫られる人は、たぶん5%未満だろう。
ただし、その5%の日本人くらいは、英語を何不自由なく
使いこなせることが最低限必要じゃないか。

そのルートを目指す学生には、高校から公用語は英語に
するべきだと思う。遅くとも大学からは。
理系なんて日本語で論文を書くことなんて事実上ないわけだし、
ビジネスでも行政でも、英語でやって特に問題はないはず。
(法学だけは日本語でないと意味がなくなると思うが。)

学生を留学をさせる手もあるけど、マクロでみると、それは
コストがかかりすぎると思う。
やっぱり学校内の公用語(Instruction Language)を
高校か大学から英語にするしかないんじゃないかな。

20才にして初めて海外旅行に行って、自分は英語を使えない
ことに気づいた。それから10年、自分なりの努力を続けて
来たけれど、英語を使いこなす道は、遠いです。

寮の上から見たサンフランシスコ湾の夕暮れ
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by knj79 | 2008-09-06 15:20 | 英語 | Trackback | Comments(6)

Stanford EFS Program修了

昨日、6月27日から始まったEFS Program at
Stanford Universityを修了しました。

毎日厳しく指導してくれたSusan(ライティングの先生)
から、大学院に進むわれわれに送られた言葉が心に
響いたのでご紹介します。
"Go confidently in the direction of your dreams! Live the life you've imagined. As you simplify your life, the laws of the universe will be simpler." Henry David Thoreau, US Transcendentalist author (1817-1862)

複雑に考えちゃいけない。無数にあるやるべきことや、
やりたいことをちゃんと優先順位づけして、本当に
やりたいことだけをやるというのが"simplify my life"
のために必要なことではないかと思います。

渡米から6週間はあっという間でした。
これで2年間のうち5%が過ぎた計算になります。
気を引き締めて、8月27日から始まる授業に備えたいと
思っています。

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by knj79 | 2008-08-10 00:58 | 英語 | Trackback | Comments(0)

Hang in there!

どんな能力でも技術でもいいですが、何かを上達させる
プロセスには、例外なく大きな負荷がかかるものです。

そして、その上達の度合いは、これまた例外なく、
負荷の大きさと、負荷をかけ続けた期間の、
おおまかに言って掛け算なのです。

(能力の上達度)=(定数)×(負荷の大きさ)×(期間)

だから悟空は精神と時の部屋で修業をするのです。

なんの話かって?
英語です。考えていることが、議論の流れにのってうまく
話せなくて、悔しい。

意見がいくらあっても、伝えられなければ、ないのと同じ。
中身があれば英語がつたなくても問題ないなんて、たまに聞きますが
まずほとんどの場合に当てはまりません。
(それが成り立つのは、相手が自分の能力を把握している場合
 です。)
だから、まずは声をあげて伝えるしかない。

でも、これも負荷がかかっているという証拠です。
悔しいという気持ちがふくらんで、はじけたら、また冷静になって
がんばりたいと思います。
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by knj79 | 2008-08-05 09:11 | 英語 | Trackback | Comments(0)

健康が第一

第3週3~6日目

渡米前の疲れがでたのか、風邪をひいて2日間ずっと寝込んで
おりました。
スタンフォードはもともと乾燥していて、かつ今週は30℃に迫る
日が続いたことから、部屋の中は非常に乾燥していたと思います。
これからはうがいを欠かさず健康第一でいきたいです。
やはり、異国の地で体調を崩すのは心細いものですから。

そんななか、クラスメートが親切にサンドイッチや果物、水などを
毎日差し入れてくれて、非常に助かりました。
本当にありがたいことです。
異国ではこういう友人同士の支えあいが非常に重要だと、
身にしみて感じた今回の一件でした。

写真は2日間服用していたタイレノールの総合感冒薬です。極めて甘く、そして苦く、ミント味という、形容しがたい味をしておりました。
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by knj79 | 2008-07-14 02:00 | 英語 | Trackback | Comments(0)