2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

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面接

久しぶりに面接を受けた。結構な応募数の中から面接に呼ばれたのは一握りらしくて(しかもインターナショナルは僕一人のようだ)、ありがたいことだ。

2時にサンフランシスコのオフィスに行き、シニアアナリスト二人にその部門のトップ一人が入れ替わり立ち替わり入ってきて、結局一時間にわたっての面接。ながい・・・。こんなにインテンシブに面接することは予想していなかった。長時間、一対一で会話のキャッチボールを続けていると、頭がぼんやりとしてくる。最初は好調にまくしたてていたのだが、だんだん疲れてきて、最も重要なトップとの面談で少々息切れしたのが残念だった。まあ、よくもこんなインターナショナルの学生相手に時間を割いてくれたものである。感謝。

昨年のDCトリップで面接を受けた時にも思ったことだけど、こちらの面接っていうのは、まず「あなたは具体的に何をしてきて、結果として現時点で何ができるのか」を聞いてくる。それと「採用されたときにする仕事」がマッチしていないと論外だ。日本ではそこまで厳密には見ずに、入ってから一生懸命やればいいよ、というゆるさがあるが、GSPPキャリアオフィスの就職ワークショップやこれまでに受けた面接を見る限り、そんな悠長なことはいってられないからね、すぐ働いて結果を出してね、という感じだ。

そういう意味では、今回のレジュメ(履歴書)もカバーレターも、今回の業界用に書き下ろしたものではないので、もうちょっとフォーカスを絞って書けばよかったと反省。アメリカ企業の就職活動のまねごとをして勉強になった。

さて、勉強に戻ります。
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by knj79 | 2009-04-30 15:09 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(0)

正念場

今週、来週が今学期の山場だ。

明日水曜にインターン面接。
木曜にクライアントへのレポート提出(IPA)とEnergy Economicsのディスカッションリード。
金曜日にEnergy Economicsタームペーパーとインターンの面接。
土曜日にバークレー日本人会立ち上げ。
日曜日はIPA準備の打ち合わせ。
来週木曜日にIPA発表。
そのほかにも宿題がちらほら。
それが終われば、3科目の期末テスト&IPAのグループレポートが手ぐすねを引いて待っている。

なんでファイナルの週でもないのにこんなに集中してるのかわからんが、クラスメートもみんな苦しんでいるので、励ましあえるのがせめてもの救いだ。最近は毎日のように夜に友人宅で宿題やグループワークをしながら、愚痴を言い合っている。

いい勉強にはなっているのは確かだ。なんとか気合で乗り切ろう。

気候が最高なのが本当にありがたい。初夏のバークレーは、信じられないくらい美しい。
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by knj79 | 2009-04-29 15:11 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(3)

Swine Flu Outbreak

カリフォルニアは豚インフルエンザ(Swine Flu)で大騒ぎだ。

僕がいつも聞いている地元のラジオのニュースは、もうほとんどその話しかしていない。カリフォルニア州政府は非常事態宣言をした。僕の住む北カリフォルニアのサクラメントでも患者がでたせいで、報道も過熱している。
Sacramento has 2 more swine flu cases, California's count rises to 13

メキシコでは150人がすでになくなっている。CNNでは幾度もメキシコシティの様子を映し出し、Chaosだと連呼している。Swine Fluにおびえるメキシコシティの人々の気持ちはどんなものだろうか。想像がつかない。


では市民はどう対応すればいいのか、というコーナーがラジオであったのだが、うがい手洗い、マスクという非常に一般的なものだった。かかったら、病院にいってタミフルをもらう。アメリカで死者がでていないのが、アメリカに住む者としては救いだが、今後の米墨政府、カリフォルニア政府、そしてカウンティ政府の適切な対応に期待したい。
State's swine flu cases grow to 13
Ways to go before outbreak becomes a pandemic

今回のSwine Fluは全く新型のウイルスであるため、誰も免疫を持たない。致死率は7%。しかも、過去のインフルエンザと違い、体力のある若者が中心になくなっているのが怖い。CNNによると、若い人の方が、新しいウイルスに対して免疫システムが機能しにくいのだそうだ。

とにかく予防をするしかない。みなさん、気をつけましょう。

(追記)
Swine Flu関連のニュースでよく見るWHOのAssistant Director-General(事務局長補佐)のFukuda Keiji(フクダ・ケイジ)さんは、バークレーのSchool of Public Health卒業生(MPH)と紹介されていました。Fukudaさん、がんばってください。
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by knj79 | 2009-04-28 09:12 | ベイエリア | Trackback | Comments(0)

Brown Centerオープン

大学の前でずーっと工事をしていたビルがついに完成し、お目見えするそうです。
環境系、社会福祉系のNGOの拠点となるみたいですね。バークレーにはNGOが本当にたくさんいるし、今度のぞいてみよう。28億円って、その手のビルにしてはすごいお金かけてるな。

Berkeley's environment-friendly center to open

David Brown Centerのウェブサイト
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by knj79 | 2009-04-28 07:56 | ベイエリア | Trackback | Comments(0)
11時から4時まで学校で打ち合わせをし、同じ家族寮に住むメンバーと打ち合わせ第二ラウンドを僕の家で夕食を食べながらやろうかと提案。8時に彼らが来るので、カレーを作りながら食器を洗う。

さっと野菜を切って鍋に入れ、強火で煮込む間に、急いで食器とまな板をあらう。ぐつぐつと音が聞こえ始め、あ、焦げたら味が台無しになるな、火を弱めなきゃと洗う手を一瞬とめて思う。でも、

焦がすと確かにひどい味になるけど、ニンジンとか玉ねぎみたいな固い野菜はこの短時間でやわらかくしないといけないんだよな。焦がさずに強火で調理したいな。なんで焦げるんだろ。

そもそも焦げるって炭化することだよね、カレーのなべ底付近の部分がガスの火から熱エネルギーを受け取る速度が、上に熱エネルギーを逃がす速度よりも大きいから、その分炭化にエネルギーを使っちゃうわけだ。
(この時点で鍋を輪切りにして考えている)

下の方と上の方の温度差が大きいはずだけど、沸騰で移動しないかな。ああ、粘度が高いから移動は起こりにくいな。熱伝導しか起こってないよ。それじゃ熱移動の速度が遅いから火から受け取って入るエネルギーの移動速度よりも小さいはずだ。(熱伝導より流体の移動による熱伝達の方がずっと早い)

でも、ニンジンとか玉ねぎが柔らかくなるには組織を熱で壊さないといけないから、やっぱり熱エネルギーは強めにほしいなあ。固いのもおいしくない。

やっぱり引き続き強火でエネルギーを多めに入れつつ、鍋をこまめに撹拌して移動で熱移動を作って、炭化する前になべ底の熱を上に逃がそう。

と十秒間くらいお箸を拭きながら考えをまとめる。そのあとは、食器を洗う手を数分ごとに止めながら強火でカレーを煮込み続けた。

結論はなんら特別ではなく、普通のひとならお鍋が吹いてるからかきまぜるか火を弱めよう、となるので、こんな考え方をするのは無駄かもしれない。この程度の、こうなったら、こうするみたいな対処方法がはっきりしているときは、こういうフレームワークは不必要。しかし、目標があるんだけどどうやってやればわからないというときは、原理(フレームワーク)を理解して自在に使いこなせるというのは重要なんだと思う。

こういうエネルギー保存則などの熱力学、移動速度論みたいなフレームワークを通じて物(現象)を見てしまうのが癖になっている理系の人は多いと思う。僕がミクロ経済学とか計量経済学を勉強しながら思うのは、こんな風に、意識することなく自然に、すっと今学んでいるフレームワークを使って政策を考えるようになりたいなということ。そして、そこまで至るには、普段の生活から使い倒さないといけないんだなと思う。

カレーを混ぜてきます。
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by knj79 | 2009-04-26 11:33 | 環境政策 | Trackback | Comments(0)

グループミーティング

先週、今週と深夜も土日も関係なく、グループミーティングで集まっている。

今日も空は気持ちよく晴れ渡っているというのに、朝からミーティングでGSPPに来ている。だがメンバーが来ない。

何時間も英語で議論をすると、頭がだんだんふやけてくるが、勉強にはなる。でもみんな、単に集まるのが好きなだけのような気もする。
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by knj79 | 2009-04-26 03:37 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(0)
とりあえず写真だけ。
間近で見れてよかった。話もよかった。
感想は後ほど。
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学生に熱く語りかけるゴアさん。
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by knj79 | 2009-04-24 09:04 | UCバークレー | Trackback | Comments(3)
また課題で徹夜してしまった。課題を提出して授業に出て家に帰ったら停電していた。

Al Gore to speak at groundbreaking of new Blum poverty studies building

GSPPの向かいのビルがずっと工事中で大きいのがたつなあと思っていたら、ようやくオープンするらしい。そこでアルゴアさんが明日、スピーチをすることになった。

ダライ・ラマさんがいらしたり、西海岸ながら有名人はよくいらっしゃるのだが、スルーしてしまうことが多かった。

が、アルゴアさんは、環境を勉強するものとして金曜提出のレポートを横におきつつ見に行かねばなるまい。たぶん人多すぎで入れないけど。
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by knj79 | 2009-04-23 11:30 | UCバークレー | Trackback | Comments(0)

明るい未来イメージ

環境政策でどういう未来を作るのか。
シンプルで、明るいイメージをちゃんともっておきたいもの。
たとえば、僕たちの世代が50歳になる、あるいは僕たちの子供の世代が成人になる2030年の東京。

・ 緑にあふれていて水辺もある(たとえばドイツの都市くらい)。目に入る風景が今みたいに灰色ではなく、緑と水色と光のイメージ。街路樹がたくさん植えられて、緑化が進み、海からの風の通り道ができてヒートアイランドが緩和され、冷暖房によるエネルギー消費も減少。

・ 普通乗用車のほとんどが電気自動車(プラグインハイブリッド車)。排ガスが出ないので、大都市の空気が田舎と同じくらいに澄んでいる。

・ 太陽電池が多くの戸建てについていて、車は原則太陽の光で動いてる。

・ 建材や接着剤から放出される化学物質がぐっと減って室内環境もきれい。子供への健康影響も減る。

・ 印刷物はkindleみたいな電子書籍や電子ペーパーで代替されていて、紙はほとんど使われていない。

・ リユース・リサイクルの市場ができていてごみの焼却・埋め立てが今の1/10。だから焼却炉や埋め立て場が減る。

・ ビル・住宅が長寿命化・グリーン化。コストをかけても長く使う。エネルギー消費が減り、ごみの相当部分を占める建築廃棄物が1/10。

夢みたい?でも20年って技術の進歩的にはかなり長い期間だと思う。世界中は無理でも、日本の大都市ならできる。

突っ込みどころはあるとして、でもこういうイメージを増やしていこう。

さて、レポートに戻ろう。
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by knj79 | 2009-04-22 18:26 | 環境政策 | Trackback | Comments(2)
今回の政権は、政府高官(いわゆるポリティカルアポインティー)の任命がいつになく遅い、らしい。

日本の感覚に慣れているものからすれば、どうやって組織が回っているのか不思議で仕方がないのだが、今だにポストが埋まっていないようである。政権発足から3か月もたっているというのに。

そんななか、GSPPのMichael Nacht教授(前学長)がAssistant Secretary of Defence (Global Strategic Affiars)=国防次官補にノミネートされたというニュースがメーリングリストに流れてきた。授業はとったことないんだが、まあめでたい。

Michael Nacht教授

ケネディスクールのジョセフナイ前学長も同じく国防次官補をやっていたように、政権で実際に政策を作った経験のある教授が教えるっていうのは、プロフェッショナルスクールであり、学問と実務の融合を目指す公共政策大学院には重要なんだろうなと思う。うちの看板教授であるロバート・ライシュ教授(クリントン政権時の労働長官)の来学期の授業がとても楽しみだ。

関係ないけど、このライシュ教授、おとといのGSPPの学芸会(Talent Show)の出し物、Slumdog Millionaireのパロディの中で、司会者役(日本でいうみのもんた)をのりのりでやっていた。ほんと、バークレーの先生はどんなに偉かろうがきさくなのが最高だ。
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by knj79 | 2009-04-20 15:45 | 公共政策大学院(GSPP) | Trackback | Comments(0)