2008年7月から2年間、カリフォルニア大学バークレー校 公共政策大学院に留学しています。まとまりのないひとりごとです。


by knj79

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3週間弱の夏休みも終わり、早いもので明日から秋学期が始まる。今学期は授業に加えて何より大きな事業が待っているので、気を引き締めて、最初から飛ばしていきたい。

ところで、

学長がBrady先生に交代し、GSPPのプログラムの国際化を進めていくことを表明した。

GSPPのMPPは完成度の高さを評価されてきたが、ややドメスティックなプログラムであったことは事実。我々のクラスは留学生の学生が3割と多かったことから、この新学長交代のタイミングはプログラムの国際化を図るチャンスとばかり、必修科目にアメリカだけではなく他の国の政策課題(特に途上国)を題材とすることなどを含むクラス全員の要望書を新学長に提出した。おそらくこれを受けての新学長の意思表明だ。

州立大学の性格上、これまで留学生の比率は2割程度に抑えられ、日本人を含む留学生にとって非常に狭き門だったGSPPだが、今後はこの枠が大きくなると思われる。日本人出願者の皆さんにとっては大きなチャンスの年ではないだろうか。

Q. You officially started as dean of the Goldman School on July 1. What have your first weeks on the job been like?

A. It is tremendously exciting to be Dean – the School has a wonderful faculty, extraordinary students, dedicated staff, and a great “campus-like” area between two fine buildings. Of course, this is a difficult time for Cal as we deal with budget cuts and changes – but it is also a chance to think anew about what we are doing. And with our capabilities, I know that the School has a very bright and exciting future.

Q. What aspects of being dean of the Goldman School are most exciting to you?

A. I enjoy the chance to get to know students and to work with them. And I like the idea of setting a 21st century agenda for the school and figuring out how we can meet that agenda so that we remain the best public policy school in the nation.

Q. What are a couple of your priorities (big-vision items) for the School?

A. A very large proportion of the School’s students have had extensive experience in other countries, and these students have a great interest in places outside the United States. One of my priorities is to make sure that we fulfill their desire for more internationally oriented education. Another priority is to make sure that the school engages with the science and engineering departments at Berkeley so that we can help to inform public policies involving new technologies (e.g., global warming, energy, transportation, information technology, etc.)

Q. Everyone knows about the dismal budget situation. How are the UC budget cuts affecting GSPP?

A. The Goldman School has been very prudent and it has already implemented a number of cuts to make sure that we can deal with the budget situation. These cuts are not painless, but we are trying to do them in such a way that our educational and research missions are still strongly supported. I think that students will barely notice the changes. At the same time, everyone should know that faculty and staff members are making substantial sacrifices to maintain the quality and character of the Goldman School.

Q. What is a typical ‘dean day’ like?

A. Deans meet with lots of people; they think a lot about how to make sure that everyone’s needs are considered; and they try to spend some time thinking about the larger issues. In my first month, I have focused a lot on fund-raising, on insuring the School’s fiscal soundness, and on getting to know people around the school.

Q. Has anything especially surprised you so far?

A. Since I was first at the School in 1978 and since I was married in the School’s living room in 1980 (really, truly, honestly), I know it pretty well. But one thing that has surprised me is how wonderful the Dean’s office is. It is warm, pleasant, and nice to be in. I think part of the reason for that is that I have great affection for the School and for its mission.

Q. In addition to your new duties as dean, what’s on your plate this summer?

A. I’m still running the Survey Research Center until mid-August which is a real task given the budget cuts. I’m also trying to make progress on two separate book projects.

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by knj79 | 2009-08-26 11:37 | 公共政策大学院(GSPP)

日帰りでNapaへ

今日は一日あいていたので、車を45分ほど北へ走らせて、妻と一緒にNapaのUbuntuでランチ。Sonomaへは3回ほど行ったことがあったのだけど、Napaは初めて。Vegitarianのレストランとしてアメリカで有名なこのレストランは、値は張るけど味もサービスもとてもよかった。凝りすぎている感も少しあるけどね。

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今回は二人ともお酒が飲めないので、ワイナリーへは行かず、Historic Downtownで散歩。のんびりした雰囲気で、癒される。Information Centerのおばさんには、ワインが飲めないんですというと、"That's terrible!"と同情されたけど、町歩きだけでも楽しい街だった。

Sausalito、Napa、Sonoma、Mill Valleyなど、車でほんの3,40分で、すごく感じがよく、おいしいレストランや素敵な店がたくさんある、こじんまりとした街に足を延ばすことができるのは、Berkeleyの大きな魅力だと思う(もちろん、Berkeleyもとても魅力的な街だけど、気分を変えたいときのために。)。San Franciscoへは30分で行けるけど、都会だから少し足が遠のくんだよね。

のんびりとした、とても気持ちのいい一日だった。

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by knj79 | 2009-08-08 15:37 | ベイエリア

攻めと守りと

どうせ働くなら、今ある利益を確保しようとする仕事ではなく、新しい価値を作り上げていく仕事がしたい。環境政策や、Renewable Energyの推進を仕事にしたいと思うのは、それがひとつの理由だ。

どこまでいっても不確実性が残るものに対し、どちらの側に立つか、どちらに賭けるか。扱うのは未来のことだ。必ず不確実性はあり、現状維持の方がReliableに決まっている。そんなことは言うまでもないことだ。そして、リスク加味して費用対効果を冷静にとらえたうえで、意思決定を下さなければいけないことも、また言うまでもない。

それらの不確実性と現状維持の誘惑があったとしても、よりよい未来を達成しうるオプションがあるのなら、それを選び、行動すること。守るのではなく、攻めること。守る側も、変化の気運を機会ととらえ、攻めに転じること。

カリフォルニアは、企業も、政府も、そしてキャリアを持つ個人も、体を張ってそれを実行している。カリフォルニアは本当に面白いところだ。

攻める側、守る側、働く場合にはそれぞれ違った種類のしんどさとやりがいがあると思うけど、自分は攻める側で仕事をしたいなと、インターンをしながら再確認した。
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by knj79 | 2009-08-07 12:51 | キャリア

最後の出勤

インターン最終日に病気で休んでいた上司と、妻と一緒にインターン先の近くのフェリービルディングでランチ。やっぱりインターン中よりもリラックスして話ができる。

そのあと、一緒にみんなでオフィスに行き、同僚たちに妻を紹介。僕が勤務していた本館(本社機能を持つコンプレックスのうち、20世紀初頭に建てられた歴史的な建物)を見て、妻はその荘厳さ(ものものしさ)に結構驚いていた。でも、中のオフィスに入ると「オフィスの雰囲気はどこでも同じだね。国連大学のオフィスに似てる。」とのご意見だった。やっぱり広くて機能的なオフィスはいいよね。

最終学期のAPA(ファイナルプロジェクト)では、今のインターン先を顧客としてコンサルティングをすることになりそうだ。そういうこともあって、自分も同僚も、あまりインターンが終わる気がしていない。オフィスはいつでも開けておくから、いつでも使ってね、といわれる。また、いろんな同僚から、大学院卒業したらうちにくるんだろ?ともいわれる。それは難しいけど(もちろんSFで働くのは魅力的だけど)、まあ自分の働きがある程度認められたのかと嬉しく思う。

3か月弱、毎日通ったオフィスへ行くのもこれからしばらくないだろう。同僚たちと毎週ランチをしたマーケットストリートやフェリービルディングともしばらくお別れだ。これでようやくインターンの全日程が終わった。

何かのイベントで、インターン中、よくランチをしていたフェリービルディングの前の広場に飛行機から次々とパラシュートを背負った人が煙を吐きながら降ってきた。すごい迫力だった。
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by knj79 | 2009-08-07 04:04 | 公共政策大学院(GSPP)

インターン終了!

長かったインターンが今日終わった。やった!
お世話になった人たちに挨拶をし、会社を出てバスに乗り、ベイブリッジからの風景を眺めながら家路につくときの開放感はすごかった。それほど意識していなかったけど、相当気を張っていたんだなと、今になって実感した。家に帰ると、妻が赤飯を炊いてお祝いをしてくれた。おいしかった。

このインターンで学んだことは本当にたくさんある。以前先輩が、「大学院よりもインターンの方が勉強になったよ」と話していたが、その意味が今になってよくわかる。かけがえのない経験になった。

とはいえ、明日から、朝7時57分のバスに乗らなくて済むと思うと、嬉しくて仕方ない。待ちに待った夏休み、今は何も考えず楽しみたいと思う。

夏のヨセミテ公園内
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by knj79 | 2009-08-04 14:37 | 公共政策大学院(GSPP)
二年目に何を学ぶかというエントリで書いたとおり、一年目と打って変わり、GSPPの二年目は自由そのもの。一年目に学んだスキルとインターン先での人脈を生かし、どのように使ってもよい。ある意味贅沢な時間だ。

一年間勉強をしてみて、あと一年でできることは、決して小さくはないけれど、やはり限られていると実感した。とはいえ、働いていたころには考えられないくらい、自由に学び、考える時間があるということも確か。こんな時間は、今後一生持てないかもしれないとも思う。この残り少ない時間を、最大限有効活用するにはどうすればいいか。

自分にとってその答えは、どうしても学びたいテーマをひとつに絞って、今後一年間の学びをすべてそれにつなげる(=残りの24単位を有機的に結び付ける)こと、かつアウトプット論文の形で残すこと、なのだろうなと思う。

テーマをひとつに絞るか、あるいは手広く学ぶかはなかなか難しい選択だ。バークレーの大学院には魅力的なテーマを扱った授業が数多く展開されており、あれもこれも学んでみたいという誘惑は常にある。一度職場に戻ってしまえば、まとまった時間をとって目の前の仕事以外のテーマを学ぶ時間は非常に限られる。今しか学べない、という誘惑を断ち切って、一つのテーマに絞るのはなかなか勇気がいることだ。しかも、学んだテーマが、帰国後の仕事に活かせるという保証は、残念なことにほとんどない。であれば幅広く学んだ方がどんな部署でも使えるというリスクヘッジにもなりうる。

今後の自分のキャリアをどう展開していくかの戦略を明確にして、この一年間を使いたい。

ハーフドーム@ヨセミテ。夏まっ盛りというかんじ。ラフティングが気持ちよさそうだった。
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by knj79 | 2009-08-02 14:18 | 公共政策大学院(GSPP)

夏休みへ

7月はいろいろありすぎて1回しかエントリが書けなかった。今日からまた書き始めようと思う。

10週間続けたインターンも最終日を残すのみ。春学期終了後、全く休みなくインターンに入ったので、緊張の日々が続いていた。火曜日からようやく2週間強の夏休みに入る。といってもその間にやることはいっぱいあるので時間を有効に使いたい。

留学生活も、もう1年間を切った。いろいろなことをしているつもりだが、それでも2年間でできることは限られているんだなといまさらながらに実感する。インターンが終わったら、少しだけ休んで、これからの1年間に備えたいと思う。

<秋学期の日程>

8月20日(水) 夏学期開始
8月26日(水) 授業開始
12月9日(水) 授業終了
          期末試験
12月19日(金)夏学期終了

気持いい風が吹くヨセミテ。スイスの雰囲気に少しにてる。
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by knj79 | 2009-08-02 05:45 | 公共政策大学院(GSPP)